往年の志村けんさんのネタの一つに、年老いた神様に願掛けをしようとするものの、耳が遠くて何度言っても上手く聞き取ってもらえず難儀するというのがありました。
コントとして観ている分には笑えますが、現実の世界でその当事者になってしまったら堪りません。
今週の始め、帰宅するとポストに郵便局からの不在通知が入っていました。
書留郵便なので直接受け取る必要があります。
しかし、私は独り者。
平日は深夜まで帰れないし、今週の土日は福岡の実家で用事があります。
そこで、職場近くの郵便局に転送するよう依頼する事にしました。
ところが、日本郵政のコールセンターの担当者の耳が悪いのか、或いは私の滑舌が悪いからなのか、なかなか意思疎通ができません。
まず、私の名前を認識して貰うだけで4、5回往復しました。
大声でゆっくり話しても聞き取ってもらえないので、「あいうえお」の「あ」という感じて一文字ずつ話してやっと認識してもらえました。
不在通知の番号は何故か一回で聞き取ってくれ、通知に付随している自宅住所等は繰り返さずに済みました。
しかし、今度は転送先の郵便局の名前を理解してくれません。
相手のイントネーションから関西の人だと推定できたので、「東京都千代田区
町の××郵便局で受け取ります。」と丁寧に話したつもりでしたが、××の部分が通じません。
漢字の書き方を聞かれたので一字ずつ説明しましたが、相手の反応は「はぁ?」という感じで。
何度か遣り取りして転送先を理解してもらいました。
周りは静かだったし、電波の状況も悪くなかった筈です。
只の転送依頼の電話なのに酷く疲れてしまいました。
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