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2023年03月04日22:01

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衝撃のクロカン


クロスカントリー世界大会2023、先日、TBSで夜に放送があり、TV観戦しました。

クロスカントリーは普通のトラックと違い、山あり谷あり、坂もあって、草のはえた道がほとんどですが、泥道などもあって変化が多いです。

トラックの強い人がだいたい強いですが、なかにはトラックの記録はさほど強くなくても速い方もいて、また違った要素で楽しめます。

今年の開催場所は、オーストラリアでした。

女子の部、日本からはエースの田中希実さん、同じ豊田自動織機所属の川口さん、大学生の吉村さんが出場しました。

「第44回 世界クロスカントリー選手権大会」の概要と結果・速報
https://hashirou.com/article/page/world-athletics-cross-country-championships-bathurst-23

2023年2月18日(土)に、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のバサーストで「第44回 世界クロスカントリー選手権大会」が開催されます。

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レースが始まって、すぐ、、アフリカ勢が集団でトップを走ります。

異様な光景でした。

オリンピックや陸上世界選手権では国の代表は3名程度です。

でも、このクロカンは5名くらいが代表となれます。

なので、先頭にウガンダの選手が5人、ケニアの選手が5人、エチオピアの選手が5人とかいるのです、、、

他の国の選手は少しずつおかれていきました。

日本の第一人者、田中さんもトップ集団にはついていけず、後方でのレースとなりました。

トップ集団の中に知った選手がいました。

エチオピアのギデー選手、10000mと5000mの世界記録保持者です。

東京オリンピックでも活躍し、ハッサン選手との激闘が記憶に新しいですね。

レースはだんだん脱落者がでて、はたして、このギデー選手と、ケニアの東京オリンピック5000mの銀メダルのキプクルイ選手との一騎打ちとなりました。

TBSの実況でも最強選手と最速選手の戦い!といっていました。

しかし、終盤、はっきりギデー選手がぬけだし、差をつけました。

さすがは第一人者!

最後の最後、ゴールに近くなったときにスピードが緩んで、
実況のアナウンサーもギデー選手もきつくなってきましたかねぇ、、と
いっていましたが、もうゴールはすぐ、、

二位にはそれなりの差をつけていたので
問題なく優勝をかちとるとみられました。

しかし、ここから衝撃の展開でした。

残り30メートルくらいでギデー選手が転倒!

この転倒ですが、足がひっかかったとかではなく、
なにか体に異変がおきたのかとおもえるような転倒で
立ち上がれませんでした。

その間に二位の選手がゴール、三位の選手もはいって、
結局、ギデー選手はサポーターに助けられて立ち上がりゴールはしましたが
失格となりました。。

田中さんはどんどん順位をあげて最終的に14位にはいりました。

これはすごい!

アフリカ勢が大量にいるなかで、素晴らしい順位でした。

クロスカントリー、ドラマがあっておもしろいですね。

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