mixiユーザー(id:5019671)

2023年02月20日09:08

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文学作品の冒頭 くにざかい こっきょう

 下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【31】
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984406750&owner_id=5019671

mixi日記2023年02月20日から

 一応下記の続きかな。
【くにざかい こっきょう 『雪国』絡みの例の話】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12722272125.html

 テーマサイトは下記。
【「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」というのが名文である理由は?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/13352681.html
===========引用開始
質問者:ぐるぬいゆ質問日時:2023/02/14 07:45回答数:17件
これが、名文であるという理由はどういうところにありますか?
===========引用終了

 すっごい質問だな。
『雪国』の冒頭の一文が名文か否かは、当方にはとても判断できない。
 仮に名文であったとして、その「理由」が書ける人がいるのだろうか。
 そもそも「」名文」の明確な定義などはないのだから、何がなんだか。
 それはさておき、No.13のかたがおもしろいサイトを紹介している。
【冒頭を読む】
https://read-beginning.com/#1
===========引用開始
国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。向こう側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落とした。
===========引用終了

 そうか。青空文庫に入る前の文もこれで探せる。
 さらに長いものを見つけた。うーん。↑の引用は少なくとも3カ所違っている。
http://shoten.kadokawa.co.jp/tachiyomi/bunko/index.php?pcd=321301000064
===========引用開始
 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
 向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
「駅長さあん、駅長さあん」
(以下略)
===========引用終了

 個人的な趣味では、冒頭の一文はむしろ平凡。でも「夜の底が白くなった。」はなかなか書けない。仮にこういう実感があったとしても、こういう断定は凡人にはできないだろう。
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