mixiユーザー(id:5141166)

2023年02月19日17:56

120 view

【陵墓】神武天皇陵に報道陣らが進入

令和4年12月9日、神武天皇畝傍山東北陵(奈良県橿原市)において、敷地内の発掘調査現場への報道陣等の立入り取材が認められました。

「天皇陵の発掘調査」というと、すわ墳丘や埋葬施設の発掘か!?と早合点しがちですが、今回の調査はそういったものではなく、陵墓に隣接する宮内庁の管理事務所(畝傍陵墓監区事務所)の建替え工事に伴う調査であるに過ぎず、「発掘調査」自体はそれほど大層なものではありません。

しかし本件は、つい数年前までは決して許可されなかった、陵墓敷地内へのマスコミの立入り取材が次々に敢行されていく過程のひとつとして、大きな意味を持っています。

平成30年11月22日に仁徳天皇百舌鳥耳原中陵(大阪府堺市)で、皇室陵墓(の通常立入り禁止である区域)へのマスコミの立入り取材が史上初めて実施されて以来、令和3年11月に同じ仁徳陵、そして今回の神武陵と、宮内庁書陵部当局は着々と既成事実を積み重ねています。また、仁徳天皇陵(国内最大級の陵墓)や神武天皇陵(初代天皇の陵墓)といった、話題性が高い象徴的な陵墓を進入解禁の場に選んでいるとみられることからも、宮内庁書陵部による「開かれた陵墓」要求への強固な迎合意図が感じられます。

さて、平成30年および令和3年の仁徳陵につづき、今回も当日の神武天皇陵への進入者について、報道関係と学界関係それぞれについて、所属と氏名を確認できる文書を開示するよう、宮内庁に対する行政文書開示請求を実施しました。例によって個人名部分は黒塗りとなったかたちでの一部開示を受けましたので、現物の画像を下記に公開します。
フォト

フォト

フォト


内容をまとめると、報道関係については、

朝日新聞:記者兼カメラ1名
毎日新聞:記者兼カメラ1名
読売新聞:記者1名
共同通信:記者2名(うち1名当日欠席)
産経新聞:記者1名、カメラ1名
NHK奈良放送局:記者1名、カメラ1名、助手1名
読売テレビ:カメラ1名
毎日放送:カメラ1名
関西テレビ:カメラ1名
朝日放送:カメラ1名、助手1名
奈良テレビ:記者1名、カメラ1名
奈良新聞:記者兼カメラ1名
計12社17名

となり、学界関係(いわゆる「16学協会」)については、

大阪歴史学会:3名
京都民科歴史部会:3名
考古学研究会:3名
古代学研究会:3名
(公益財団法人)古代学協会:2名
(公益財団法人)史学会:1名
地方史研究協議会:1名
奈良歴史研究会:1名
日本史研究会:3名
日本文化財科学会:3名
日本歴史学協会:1名
文化財保存全国協議会:3名
歴史科学協議会:1名
歴史学研究会:3名
(一般社団法人)歴史教育者協議会:3名
(一般社団法人)日本考古学協会:3名
計16団体37名

となります。

過去の例と比較すると、

仁徳天皇陵(平成30年11月22日)
報道・14社44名
学界・16団体43名

仁徳天皇陵(令和3年11月19日)
報道・13社36名
学界・16団体41名

神武天皇陵(令和4年12月9日)
報道・12社17名
学界・16団体37名

となります。

平成30年の仁徳天皇陵での立入り解禁に際しての当方からの質問書(平成31年1月7日付)に対する宮内庁書陵部陵墓課の回答(同17日付)には、「陵墓への立ち入りは,当庁が,陵墓の管理上必要と判断し,必要最小限の範囲で実施しているものです」等と述べられています。皇陵を皇陵として敬拝しない者たちを、その要求に易々と応じて招き入れることは、「必要最小限」といえるのでしょうか?

戦後体制下での皇室御陵墓は、皇室の権威を相対化したい左翼/観光資源として利用したい「保守」/宝探し志望の穴掘り学界/覗き見趣味のノンポリ連といった、あらゆる勢力からの「開かれた陵墓」要求の集中砲火に晒されてきました。宮内庁書陵部陵墓課が、それらの要求に屈し、皇陵の守護者としての光栄ある地位から降りることは断じて許されません。
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年02月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728