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2023年02月05日18:10

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第71回別府大分毎日マラソン

No.1255
3年振りに開催された香川丸亀ハーフを朝の10時半から観戦。
小椋選手がマークした大会記録に日本勢が挑む!!

今大会では初の賞金が用意され、世界記録が出れば1000万円、
日本記録で500万円、大会記録で300万円という非常にケチ臭い額の賞金である。
(香川丸亀ハーフに限らず、何故これまでの大会で賞金が無かったのか。)
女子の有力勢の中には、加世田選手が大会記録突破に挑む!!

まずは男子のレースでは、
序盤〜中間地点の10km過ぎまでは大きな動きが無かったが、
レースが動き出す後半戦で、日本記録を更新するハイペースとなり、
太田選手(トヨタ自動車)が日本人トップでゴールへと向けて走るが、
その太田選手に喰らい付くかのように、
篠原選手(駒澤大)が驚異的なペースで後方に!!

そのままラストスパートも緩める事無く、
篠原選手は太田選手とのデッドヒートに!!
それまで喰らい付いていた吉田選手(中央学院大)は、ついに遅れてしまう。
20kmの地点で、太田選手は56分55秒をマーク。
前回の小椋選手の持つ記録とほぼ同じ展開に!!

しかし!! トップを行くムティソ選手とメアン選手は2位以下を引き離し、
日本勢に圧倒的差を付け、1, 2フィニッシュを決めた!!
優勝したムティソ選手は、大会新記録となる59分17秒でゴール!!
健闘した太田選手は、日本記録突破には及ばなかったものの、
1時間00分08秒という結果で4位に入り、日本人トップとなった。
篠原選手は総合5位の1時間00分11秒と、こちらも健闘した。

女子のレースでは、パウリン選手が終始その強さを見せ付け、
男子選手の中で上手くレース運びをして走った結果、
こちらも大会新記録となる1時間07分22秒をマーク!!
加世田選手も大健闘したが、
レジェンド達(福士選手、野口選手)の持つ1時間07分台には届かず、
日本歴代6位となる1時間08分11秒をマークした。

午後からは別大マラソンを観戦。
今年は箱根駅伝を沸かせた青山学院大からの参戦が話題となっているが、
午前のレースである香川丸亀ハーフで取り上げた小椋選手も参戦。
今大会では、パリ五輪・世界陸上ブダペスト大会の前哨戦でもあり、
各選手、優勝を見据え今大会に挑む!!

序盤は入りの1kmを3分ペースで通過。
5km、10kmと距離を踏んでもペースは変わらず、
先頭集団にも大きな変化は無い。
中間地点でのペースを考慮すると、
2時間06分台を十分に狙えるハイペースに。
しかし、この後半戦に差し掛かる頃に各選手に異変が……。

本大会優勝経験のあるサハリ選手が、
25km過ぎで足を押さえる仕草が目立つ。
そして、26km過ぎで今度は本命の小椋選手が集団の後方に。
弁天大橋の辺りでついに小椋選手が大幅に遅れ始める。

ペースメーカー離脱後の30km以降、
ここでハッサン選手とキプチュンバ選手が抜け出し、後方に差を付ける!!
小椋選手が遅れているにも対し、
同じ青山学院大の横田選手が健闘しているではないか。
“よこたっきゅう”と呼ばれる卓球のスマッシュのようなフォームで走る横田選手、
今年の箱根駅伝では良い結果を残せなかっただけに、
本大会に賭ける想いは、どの選手よりも強く映った。

終盤戦に入り、ハッサン選手がキプチュンバ選手に差を付けトップに!!
残り1kmのところで、横田選手に3位集団に迫る快走!!
そして、本大会を制したのはハッサン選手で、
何と!! 大会新記録となる2時間06分43秒という大幅更新となった!!

日本勢トップは市山選手が大健闘の3位に入り、
横田選手は何と、何と、何とおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!
学生記録では断トツトップである、
マラソン初の2時間07分台を叩き出した!!!!!
あの(同じ青山学院大の)吉田選手の持つ学生記録を抜いての結果となり、
横田選手(2時間07分47秒でMGC獲得!!)は、
インタビュー時にも卓球のスマッシュをしていた。
解説の瀬古氏の言うように、
まさにスマッシュが決まった瞬間でもあった!!

まるで箱根駅伝の雪辱を本大会でぶち破った横田選手、
当初、小椋選手が3位か4位に入ると思っていただけに、
午前の香川丸亀ハーフも含め、
大会新記録が更新される波乱の大会となった。
日本勢は少しずつレベルアップをしていると実感したし、
パリ五輪、世界陸上ブダペスト大会で、
世界にどこまで喰らい付けるのか、注目かな。

2023/02/05 MARL
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