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2023年02月02日00:52

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[生活] 早朝、ウチの玄関に見知らぬ老人が立っていた件

朝起きて、仕事行こうと身支度し、玄関を出ると、先に新聞を取るため外に出た母者が何者か老婆と会話をしていた。
まだ7:15だぞ。こんな早朝に訪問者か・・・。
母者「玄関開けたら、知らん人が居たんだけど・・・」
(???フーン)
私は出勤するため横を通り抜ける。
母者「それではどうぞ、お帰りください」
母者はそう言ってその老婆を追い返していた。
車に乗り込み発進させる際、その老婆の目が私に何かを訴えかけているように見えた。
その目はかつて、私が小さいころ、私が好物であろうお菓子やジュースを買い込んで遥々我が家を訪ねてきた、母型の祖母の目に似ていた。
あの時、友達の家に集まって遊ぶ約束をしてたため、祖母にお菓子やジュースを差し出されたが、一言「今はいらない」と言って、その場を立ち去り、外出してしまった。
その時の何だか悲しそうな祖母の目に似ていた。
(まるで車に乗せてどこかへ連れてって欲しいと言わんばかりだったな・・・)
今から引き返して、ちゃんと処理した方が良いか???と思いつつ、午前中にアポがあったためさっさと出勤した。

その日の夜、母者に事の顛末を聞いてみた。
玄関開けると、その老婆が、むしった雑草を片手に立っていたそうな。
足元は裸足にスリッパ、早朝に外出するにはやや薄着、寒さで両手を真っ赤にしていたそうな。
母者「その草、むしってくださったの?」
老婆「はい」
母者「どちら様」
老婆「いえ、ちょっと・・・ここに植えられているの、花ですよね・・・」
最初は他愛もない話だったそうだが、いまいち会話がかみ合わなかったそうだ。
老婆「岡山駅に行くにはどちらに行けばよい?」
母者「あっちです。お困りでしたら、警察をお呼びしましょうか?」
老婆「いえいえあせあせ(飛び散る汗)結構です。ところで倉敷はどちらでしょう?」
母者「それはあっちです」
老婆「今の方はどちらに?」
母者「息子は会社に出勤しました」
老婆「お勤めはどちら?」
母者「倉敷の方面です」
老婆「では途中まで乗せてもらったらよかった」
認知症の老婆が施設を脱走してきたのではないか?と察しは母者は、近くの介護施設に案内しようと、一旦家の中に入り、上着を用意したらしい。
もう一度外に出ると、老婆は馬鹿正直に倉敷の方向に(住宅で行き止まりになっている方へ向かって)歩き出していたそうだ。
すぐに引き留めた母者、そのまま家の近くの介護施設に案内し、一連の出来事を職員に説明した。
そこの施設の人は、最初は入居者の人ではないので知らんぷりだったが、何とか説得して保護してもらうことになったらしい。
その後は・・・不明だ。
ただ、介護施設で暖を取ることになった際、母者に両手を合わせてとても感謝していたそうな。
また、何故ウチを訪ねたのかと聞くと、早朝電気がついていたのがウチだけだったらしい(そりゃそうだ、近所で早朝から会社勤めしているの、俺だけだから)

認知症で町を徘徊する老人というのは、ああいったものなのだろうか???
あのまま放って置いたら、水路に転落して溺死していたかもしれない。
さっさと警察に保護してもらうべきだったか???
不思議なことがあるものだ。




そういえば、ウチのガレージの横の塀に、謎の荷物(巻いたビニールシートっぽいもの)が3本ほど立てかけてあった。
今朝はなかったのに、昼に見つけたとのこと。
だれだよ、人んちのガレージにこんなの置いたのwww
ってか、これどーすりゃいいの???



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