mixiユーザー(id:1192551)

2023年01月22日10:45

86 view

ウルトラマンデッカー 第25話



デッカー最終回、とっても良かったですね〜〜!!
先週ようやく、タイガの劇場版「ニュージェネクライマックス」をレンタルして見たんです。タイガは評価していない作品だったのですが、この映画を見てやっとタイガが綺麗に完結した!という気持ちになりました。それだけこの映画は出来が良かったんですが、完全な「おのれディケイド」商法なんですよね。つまり「続きは劇場で」案件だったんです。テレビだけで完結しないというのはトリガーも同じのようですし、もしかしたらデッカーもそうなんだろうと危惧というか、半ば諦めつつ最終回を見始めました。そう考えると、初めから映画を作る予定がなかったぜっとは、テレビ版で綺麗に完結したから、ウルトラ史上に残る最終回になったのでしょうね。

ケンゴとリュウモン退院、イチカ隊員が深刻に話しているところに、ボロボロな体のはずのカナタも駆けつけます。カナタはアガムスから聞いたマザースフィアの弱点の話をします。

一方隊長は深手を負っているようでしたが、先週意識がなかった副隊長は元気で安心しました。若手グループが隊長のところに来てマザースフィアを倒す作戦を告げます。さらについに、カナタが自分がウルトラマンデッカーであることを告げました。ウルトラマンという作品の最大の見せ場、クライマックスですよね。淡々と重く語るカナタに隊長は薄々わかっていたような感じでしたね。でもイチカ隊員の心配も当然だし、それでも「一人じゃなかった」と返すカナタもよかったですね。さらに若手をそれぞれ「真面目の天才」「まっすぐな天才」「努力の天才」と評して全幅の信頼を寄せて託した隊長の懐の大きさも良かったですね。「真面目の天才」は褒め言葉か微妙ですが(^_^。

ここからウルトラマン二人と、ガッツセレクトの共同作戦が行われるんですが、私はてっきり先代ガッツセレクトが助けに来るとばかり思っていたので、こないという展開はびっくりしたと同時に、ガッツセレクト全員でマザースフィアに立ち向かったのが本当に良かったですね。しかもちゃんとハネジローも込みで。

トリガーからデッカーの光の受け継ぎは良かったですし、見せ場でしたが、ケンゴがまっすぐ地上に向かっていって、デッカーが助けなかったのでとっても不安になりました(^_^。

ここからは心がどんどん熱くなりました。人類は失敗だってするけれど、だからこそ愛おしい。誰にもいつでもどんな時でも未来を奪う権利なんてなくて、未来に向かった進むことを止めてはならないんだという、これまたウルトラシリーズ普遍のテーマをまっすぐにぶつけていたのが本当に良かったですし、最後までデッカーとガッツセレクトで戦うという部分が崩れなかったのが良かったですね。

最後は普通の光線技でマザースフィアの弱点である胸のクリスタルを破壊して大勝利!地球に青空が戻り、隊長はカナタたちを誇りに思い、火星から宇宙船が戻って来る大団円を迎えました。

いや〜良かったですね。もちろん気になる部分がなかったわけではなくて、カナタがスフィアに侵食されていたのは結局何が原因だったのかはっきりしませんし、そもそもデッカーとはどういう存在なのかが分からないままだったのもちょっと引っかかります。

でもそれ以上に、初回からぶれずに物語を完結したのが良かったと思います。トリガーと世界線がつながっているからトリガーの物足りない部分を掘り下げられたこと、ダイナに寄せているものの、トリガーの反省からなのかダイナのリメイクではないとした点も良かったと思います。

トリガーは無理にティガに合わせてしまったことで、これまで全く絡んでなかった普通の子どもたちのおかげでラスボス倒せたみたいな展開でがっかりでしたが、デッカーはあくまでもガッツセレクトのメンバーの絆と強さのおかげで倒したという点も良かったです。

残念ながらニュージェネ以降のウルトラマンは半年ごとが続いていますが、いい充電期間だと思って、また半年後、新作に出会えることを期待しています。ウルトラマンデッカー、ありがとう!
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年01月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る