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2023年01月16日15:55

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【映画日記】『死刑にいたる病』

 1月14日、土曜日。

 眠前薬の服用をきっちりと守ったが不眠。

 『死刑にいたる病』(櫛木理宇:著、ハヤカワ文庫JA:刊)を読み始める。頁を繰る手が遅々として進まない。調子が悪い。


 1月15日、日曜日。

 前日に引き続いて体調が悪い。低気圧のせいか。【生誕80周年記念 クロード・ミレール映画祭】で『ある秘密』を観ようと思っていたが諦めた。

 体調が悪くてもお腹は空く。まあ、食欲が有るのは良い事だ。酸っぱくなるまで冷蔵庫に放置しておいた白菜の浅漬けと豚バラ肉を使って『酸菜豚肉鍋』。春雨と長ネギとシイタケを加える。豚バラ肉は一度軽く湯がいてから使用。脂を軽く落とす程度に留める。そうしないと煮た時に硬くなるから。もう一品、『叩きキュウリと千切り生姜の和え物』も拵えた。サッパリしていて美味しい。

 DVDで『死刑にいたる病』を鑑賞。原作は一旦置いておく事にした。監督は『凶悪』、『孤狼の血』の白石和彌。僕はコレ、失敗作だと思う。連続殺人鬼を演じた阿部サダヲは力演。原作では<30代前半〜後半(犯行時)にしては実年齢よりかなり若く見える超イケメン>という設定なのだが、そこはまあ脚色の範囲内だろう。ただ30代〜40歳過ぎには見えない。また、彼が幼少期に受けていた虐待の過去も孤独な様子も、この映画版では明瞭に窺えないので、キャラクターが薄っぺらく見える。「立件された9件の殺人の内、1件だけは僕がやったんじゃないんだ」という阿部サダヲの言葉を受けて、事件を調査する事になる大学生を演じる岡田健史も頑張っているが、やはりキャラクターが薄い。阿部サダヲから、幼少期にトラウマを植え付けられた岩田剛典のオーバー・アクトもチグハグ。頻繁にワナワナと震えて、長髪をかきむしりつつ「ううぅぅぅ〜〜っ……」と呻いている状態なんて、行政が放っておかないだろう。措置入院レベルだ。しかしまあ、阿部サダヲが目を付けた標的である18歳の男子高校生。阿部サダヲは、最初、自転車の取り違えと見せかけて彼に接触し、次いで映画館で会って「こういう映画が好きなの?」と声を掛けるのだけれど、上映されている映画がヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『NOTHING ナッシング』だった。興行的に大コケした作品である。なんとまあマニアックな(笑) 被害者への拷問シーンはエグめ。万力とピンセットを使っての爪剥ぎシーンなど、かなり執拗でエグい。これでPG12なのね。むしろそこが一番衝撃的だったわ。チョイと期待外れだった。

 『死刑にいたる病』の原作を読み進める。やはり頁を繰る手が進まない。この日も、きちんと眠前薬を飲んだのに眠気が訪れず。不眠も3日目になると辛い。


 1月16日、月曜日。

 明け方、弱い眠気が到来したものの入眠出来ず。ヒジョーに辛い。

 朝一番で歯科通院。これから8本分を被せたり入れたりしていくらしい。その準備のため、周辺の歯をガリガリゴリゴリと削られた。痛みは無し。

 作業所への通所を早く再開したいのだけれど、眼科の手術日程がまだ決まらない。「もう、一旦、通い始めてしまおうか」と思い、自立支援センターを通じて作業所に相談したが、「気にしなくて構いませんので全部治してから来てください。ゆっくりで構いませんから」との由。

 昼過ぎ、台所に立つ。

 タマネギ、ピーマン、ナス、ニンジンと豚ひき肉を使って麻婆炒め。ニンニクとショウガはみじん切り。真っ先に炒めて香り出し。鶏ガラスープ顆粒と砂糖、各小さじ1。酒、醤油、各大さじ1。甜麺醤と豆板醤は小さじ2:1の割合で少し甘めにする。全部合わせておいて野菜と挽き肉に火が通ったらドバーっと。最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて、胡麻油を回し入れてザっとかきまぜたら出来上がり。青梗菜とホタテ水煮缶、シメジを使って中華スープも拵えた。春雨を入れると食べ応えが出るけれど、昨日食べたので今日は入れない。最後は溶き卵を流し込む。鍋の中をグルグルとかき混ぜつつ、卵液を上方からタラ―っと少しずつ。フワっと、とにかくフワっと仕上げる。あと、茹でブロッコリーとツナの和え物も。これで2・3日を持たせる。一人分なんて、よぉ作らん……

 2コンロあれば40分もあれば出来るのだけれど、1コンロしか無い上、洗い物は洗面所で行わざるを得ない状態であるため、1時間半程も掛かってしまった。面倒だ。勝手が悪い。あと、炒め物はやっぱりガス火の方が良いなあ。そっちの方が慣れているし。ワンルームのキッチンなんて、調味料の置き場にさえ困る。調味料ラックを設えているのだけれども、それでも足りない。狭いし。

 それにしても、食料品が高い。卵もすっかり高くなってしまった。それだけではない。アレもコレも値上げだ。といった中でサラダ油を切らした。買いに行ったが、やはり高い。そんなだから、スーパーの特売品に人が群がっていた。無理もない。ホント、高くなったもの。

 といったところで、ホッと一息吐いたところ。

 以上である。


<中&右添付画像使用許諾:(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会>
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