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2023年01月11日23:34

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今流行りの男女平等パンチ??

皆さんは今SNSを賑わせている動画があるのをご存知だろうか。


街で男女が口論している様子を撮ったもので、
女が先に男をひっぱたく

男が反撃して女に顔面パンチ食らわす

女、後頭部から倒れて気絶?動かない

男が女を引っ張って起こそうとするが、ぐったりしたまま女動かず…


動画はここで終わっているので、殴られた女が重傷なのか、はたまた死んでしまったのかは不明だが、
バカッターの連中などはこれを「男女平等パンチ」と呼び、

女が先に殴ったから正当防衛!男女平等なんだからやり返されるのは当然!
いや、男女は体格差があるんだから男が全力で殴ったらダメ!
いや、男性はやられっぱなしでいろと言うのか?!糞フェミ!!

とまぁ、バカとアホの議論が喧喧囂囂となっているのである。
バカにバカが反応して、またバカな返答をするので、一生終わらない不毛な議論がなされている。面白いので興味がある方は「男女平等パンチ」でトレンドを検索してみるとよい(笑)




高一女子、なぜ殴られたのかは分からないが、
もしかしたら殴られて当然の理由があったのかもしれない。
流石に男性教師に先に殴りかかったはずはないだろうと思うが、深刻なルール違反があったとか、教師として許せない何かがあったから、と本人が言えば、教師としての義務にすり替える事が可能かもしれない。

ただ、よく考えてほしい。
どんな理由をつけても、結果は変わらないということを。

世の中には、理由があったら許される事と、許されない事がある。
手加減無く、怒りに任せて拳を振るうことは、その時は気持ちがよいだろう。

ザマァみろ、思い知ったか!
なめやがってこのアマ!
男の方が強いんだぞ!!

そうした爽快感は殴った一瞬だけ得られるかもしれない。

ただ、目の前の現実を見て欲しい。
倒れて動かなくなった女性。
重傷を負った教え子。

死んでないだけまだマシだが、人生に取り返しのつかない傷を負ったのは結局自分である。
どこまでも拡散されていく動画。全国に広がるニュース。
手に負えない現実がそこにはある。

男女平等パンチとかいうのも、必殺技に名前を付けたに過ぎない。
その名前は、何の免罪符にもなっていない。
アンパンチと名付けようが、かめはめ波と名付けようが、
ペガサス流星拳と名付けようが、背負う罪は同じである。

フィフィさんが「危険だからダメだよ」と呼びかけているのは、女性の為だけではないと考える。
男女には体格差があり、筋肉の質が違う。ミオシンフィラメントとアクチンフィラメント(筋繊維)の量は同じでも、ホルモンによる筋肉の発達が違うので、特に上半身の筋肉量が違うのである。
これはただの生物学的な事実であり、その事実は結果に大きな違いをもたらす。平等と名の付くパンチを振るっても、その結果には男女で大きな差が出る。
…体験してから知るのでは遅いのである。

殴る前は、思いっきり殴れたらどんなにスッキリするかと考えるが、その先には後悔しか待っていない。
彼女は親切にそれを教えてくれているだけである。

■高1女子が部活で顔たたかれ重傷 元教諭を傷害などの疑いで書類送検
(朝日新聞デジタル - 01月11日 17:43)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7257386
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