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2023年01月06日17:14

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「NEWS＠KEK月刊ニュースレター」2023年1月号の転載です。

■「NEWS＠KEK月刊ニュースレター」2023年1月号 ■

新年あけましておめでとうございます。
今年はノーベル賞につながった「小林・益川理論」の発表から50年。

本年も楽しいサイエンスのイベントをお届けできるよう精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

ということで、2023年最初のイベントをお知らせいたします！

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　イベント告知＆今月のKEKクイズ
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2023年は「小林・益川理論」の発表から50周年のアニバーサリーイヤーです。
理論が発表されたのと同じ2月に、記念講演会を開催いたします。
ご参加お待ちしております。

【小林・益川理論50周年記念講演会　「なぜ、人類は宇宙に存在しえるのか？」】
日時：2023年2月18日（土）13：00～
場所：一橋大学一橋講堂
　　　東京都千代田区一ツ橋2-1-2学術総合センター2階
参加費：無料
定員：250名（現地参加）　※YouTubeライブ配信あり
詳細：https://www2.kek.jp/outreach/km50/
※コロナ感染状況次第では完全オンラインになる可能性もあります。

さて、1973年2月に発表された「小林・益川理論」ですが、この理論を実験的に検証するために、KEKではBelle実験が行われました。
物理学の世界では理論が発表されてから検証されるまでに長い年月がかかることも多いですが、実際にどのくらいの時間を費やしたのでしょうか。

（1）21年
（2）28年
（3）35年
（4）45年

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　KEKのひと
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#50古生物学の元研究者が伝える「真の発見の旅」、到達点はどこか　KEK量子場計測システム国際拠点（QUP）戦略室　大金薫さん

第2回は、昨年12月に発足したばかりのKEK量子場計測システム国際拠点（QUP）で、その成果を世に広めるアウトリーチ（広報・普及）活動に携わる大金薫さんは、自身も古生物学の研究者でした。QUPの羽澄昌史拠点長は、「真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ることなのだ」とのマルセル・プルーストの言葉を引き、「新しい『眼』を人類にもたらし、この美しい世界の成り立ち（時空と物質の真の姿）を見つめていきたい」と語ります。まだあまり知られていないQUPの「新しい目」とはどのようなものでしょうか？

https://www.kek.jp/ja/people/202212081530/

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　　最新のニュース　　　　https://www.kek.jp/ja/news
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１．トピックス
【技術部門、「KEKの研究を加速する技術力」技術交流会を開催】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/topics/202212231700/

【英国の科学・研究・イノベーション担当大臣がJ-PARCを訪問し、実験施設を見学】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/topics/202212161200/

【KEKの齊藤寛峻さんが「つくばマラソン」10㎞の部で優勝】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/topics/202212161030/

【KEKギャラリー企画展「私を光の工場（フォトンファクトリー）へ連れてって」開催中】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/notice/20221214kekgallery/

【第16回サマーチャレンジを3年ぶりに完全対面で開催】
〈詳細〉https://www2.kek.jp/ipns/ja/news/3585/

【研究DXと加速器がテーマ、サイエンスアゴラ2022にKEKからも出展】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/topics/202212131400/

２．プレス発表
【チタン・バナジウム中性子過剰同位体で新魔法数の消失を観測
～精密質量測定による原子核構造のより深い理解に期待～】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/press/202301061400/

【サッカーボール型タンパク質ナノ粒子TIP60を壊して戻す技術開発】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/press/202212261400/

【2/18（土）開催】ノーベル物理学賞　小林誠博士が出演
－「小林・益川理論50周年記念講演会」を開催します】
〈詳細〉https://www.kek.jp/ja/notice/202212221500/

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　　見学・視察のお申込み
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KEKでは、多くの方に加速器科学の最前線に触れて頂くために、加速器や粒子測定器の実物を前に、研究者が解説を行う施設見学の機会を提供しています。

お申込みの流れなどはこちらをご確認ください。
https://www.kek.jp/ja/publicrelations/labtour/

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　　KEKキャラバン
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「KEKキャラバン」は、KEKの研究者や職員を学校、各種団体等へ講師として派遣するプログラムです。加速器を用いた素粒子や物質・生命などの研究や、その研究を支える仕事を紹介します。

お申し込み方法はこちらからご確認ください。
https://www2.kek.jp/caravan/application/

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コラム
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子持ち広報のつぶやき③
年末には寒波も襲来し、冷たい筑波おろしに耐えながら、子どもの外遊びに付き合う日々でした。
つくばではヘルメットをかぶって自転車をこぐ中高生や、買い物袋をぶら下げて自転車をこぐ大学生をよく見かけますが、冬の強風の中自転車をこいでいる姿を見ると応援したくなります。KEKにも自転車通勤をしている教職員がいますが、頭が下がります。
実は私も自転車で通勤したことがありますが、春は花粉、夏は汗、秋は爽快（？）、冬は極寒のため残念ながら断念しました。（T）

クイズの答え：（2）
1973年2月に発表された「小林・益川理論」。
Belle実験グループが理論の正しさを発表したのが2001年8月でした。
ちなみに、ほかの選択肢は次のとおりです。
（1）21年…Bファクトリー建設開始（1994年）
（3）35年…小林誠特別栄誉教授ノーベル物理学賞受賞（2008年）
（4）45年…SuperKEKB/BelleⅡが運転、電子・陽電子が初衝突（2018年）

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