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2022年12月31日07:59

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オミクロン株の肺炎

【新型コロナ第8波の「肺炎」は、コロナ禍初期の「肺炎」とはまったく違う 倉原優 ヤフーニュース】
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20221229-00330382 抜粋
・・ 一言でコロナ肺炎といっても、現在はコロナ禍初期のウイルス性肺炎とは別物なのです。これについて解説します。

第8波の新型コロナ入院は、高齢者比率が過去最多となっており、たとえば東京都では全体の過半数を80歳以上が占めます(図1)。
食事介助、オムツ交換、体位変換など、看護度が高い高齢者のケアにかなり人手がとられてしまい、本来30人受け入れられるはずの病床が20人入院しただけで機能停止に陥ってしまう現象も起こっています。

◇第8波は細菌性・誤嚥性肺炎が多い◇

コロナ禍初期にみられた新型コロナ肺炎は・・ 刷毛(はけ)で塗ったように薄い白色のカゲが肺全体に広がります(図2、左下)。そのため、「両肺が真っ白」になる人が多かったのです。オミクロン株以降、ワクチン未接種者を除いて、こういうウイルス性肺炎は減りました。
かわりに、高齢者が増えたことによって、新型コロナ陽性の細菌性・誤嚥性肺炎が増えました。誤嚥した細菌・食事が肺の中に転がっていくから、肺の背中側や下側に起こりやすいのです。なので、限られた場所に肺炎が起こります(図2、右下)。

まとめ
コロナ禍初期と比べると、細菌性・誤嚥性などの「治りにくい肺炎」が多くなってきているのが第8波です。こういった医学的弱者の入院期間は長くなりますので、間接的に他の患者さんの医療が逼迫してしまいます。
たとえ「5類感染症」になったとしても、これは高齢者を支える世代である私たちが向き合わなければならない問題なのです。
(参考)
(1) (第110回)東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議資料(令和4年12月28日)(URL:https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1021348/1022776.html
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