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2022年12月31日07:40

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「ゼロ」から遺伝子を作り進化

【人間は今でも「ゼロ」から遺伝子を作り進化していると判明! ナゾロジー】
https://nazology.net/archives/119803 抜粋
人間のゲノム内にある本来は遺伝子を記録していないジャンクDNAと呼ばれる部分から、155個の新たな遺伝子が生成されていることが明らかとなりました。
155個の遺伝子たちの起源は数億年という非常に古いものから、700万年前のチンパンジーと人間の分岐点あたりで出現した比較的新しいものまでさまざまでした。

これはそれまでなかった新しい遺伝子が太古の昔から現代に至るまで、ジャンクDNAの領域から自然発生していることを示しています。
研究者たちはこれら新しい遺伝子は通常の遺伝子出現とは異なる「ゼロ」から生じたものであり、生命進化の隠された原動力として、今も人類を変化させ続けていると述べています。

人間の培養細胞の遺伝子から、発見された155個の遺伝子を1つずつ切り取って、細胞の増殖速度に変化が起こるかどうかを確かめました。
もしジャンクDNAから出現した遺伝子たちが細胞の中で何らかの役割を持っていた場合、削除によって細胞の様子に違いがうまれるかもしれないからです。

結果、155個中44個の遺伝子が、培養細胞の増殖に何らかの影響を与えることが判明します。

次に研究者たちは155個の遺伝子が人間の病気にかかわるかどうかを調べました。
すると、そのうちの3つが筋ジストロフィー、網膜色素変性症、アラザミ症候群などと関係(1塩基多型)があることが判明します。

これらの結果は、ジャンクDNAから出現した遺伝子が現在の人間の細胞の中でも、何らかの役割を果たしており、病気にも関連し得る可能性を示します。
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