中国の「ゼロコロナ政策」にもかかわらず、感染者が増え続けています。このため習近平政権はPCR検査を増やし「ロックダウン」を続けてきましたが、ますます感染が拡大し、市民は働けずに収入を失い、食料が届かず餓死者が出て、ついに「抗議活動」が全土に広がってしまいました。ニュースでご存知のように「習近平やめろ！」「共産党やめろ！」のシュプレッヒコールまで起きてきました。これにたいして孫春蘭副首相は地方政府の判断で「セロコロナ政策の緩和策の実施を認める」ことを発表し、「ウイズコロナ政策」が出て来始めました。
しかしながら、現実には今の中国ではものすごい勢いで「感染拡大」が進んでいます。それは�｜羚饂困離錺�チンの効果が少ない��PCR検査はコロナの有無を調べるだけで、ワクチン効果はないということなのですから、このまま「中国は日本のウイズコロナと同じレベル」と考えて日本に自由に入国されると、ただでさえ「第8波の感染が拡大している日本」の「感染爆発」が起きて「医療崩壊」につながります。しからば「いかにして中国からの感染者の入国を食い止めるか」という課題ですが、いくら日本国内で「水際作戦」を徹底したとしても「コロナ感染者を野放図に受け入れれば、日本は中国の感染拡大に巻き込まれ」てしまいます。
かといって、日本の１４倍もの人口がいる中国人にワクチンを贈るにはコストがかかりすぎます。中国の「コロナ対策がゼロコロナではなく、効果的なファイザー・モデルナ製ワクチンを供給すれば、世界標準まではコロナの感染レベルが引き下げられる」とするならば、すでに中国以外ではワクチン効果も行き渡り、マスクを外した国も出てきて、日本でも４回目の接種は１９％どまりと言われていますから、ファイザー・モデルナ社の生産能力もひっ迫しているとは思えず、中国向けの生産は可能ではないかと思われます。
そこで提案なのですが、先進７か国（G7）で寄付を寄せ集めて、「上海」にだけワクチンを提供するというのはいかがでしょうか？上海は中国きっての大都会であり、日系人が一番多く住む都市であり、日本のサプライチェーンの一角でもあり、日本から一番近い都市でもあります。孫副首相は「地方政府がコロナ対策を決めてよい」と言ったわけですから、それに従っていますし、実際にワクチンが上海にだけ届けられれば、全中国とりわけ北京、広州、深圳、重慶などでも「ワクチンよこせ！」の大合唱になるでしょう。これで「習近平政権」は大きな打撃をこうむることになります。
つまり、「ゼロコロナ政策でコロナに勝利する」という自分のメンツのために国民の命を危険にさらし、「習近平やめろ！」「共産党やめろ！」と国民に言わしめた中国に「激震」を起こし、「自滅」に追い込むための「善意ある施策」ではないかと思うのです。当然、日本はじめG7としては「上海人」に限って渡航受け入れを実施して、ほかをシャットアウトすれば、中国政府としては「一帯一路」で海外に金を使うより、自国民に救済に金を使うべきであり、中国人もそれは納得するでしょう。その時にG7側としては「台湾には今後一切手を出さない」「ウイグル、チベット、モンゴルは独立させる」「共産党は解体する」など普段好き勝手に言っている悪政を放棄させる条件を飲ませることも忘れずに要求すべきだと思います。
さぁ 林外相！ やってくれますよね。
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