津波てんでんこ

今日はお休み。
師走・極月でもある。
ということで連投である。

先日どこかの読み物で、津波警報の際　夫と上の娘が先に逃げて妻と赤子、姑が置いていかれた。
そして戻ってこなかった。という批判記事を見た。
旦那さんはこれで離婚されたそうな・・・・・。


津波の伝承がある地域では「津波てんでんこ」という言葉がある。
これは
・各々が勝手に避難する
・一緒に避難することに拘らない
・家族を家で待たない
・助けにもどらない
という行動を意味する。

自分の命は自分で守ることと、避難する姿を見せることで他者の避難を促す。
一族の中で一人でも多く生き残る選択をする。
そして身内や仲間内で自分だけが生き残った不要な罪悪感を抱かないために普段から「津波てんでんこだぞ」と確認し合うことが大事。
とされている。

この旦那さんの悪かった点は最後の一点。
「事前にそのような約束事をしてなかった」に限る。

しかし冷静になればそれが最善の行動だったとわかるのに離婚されちゃうのね( ..)φメモメモ