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2022年11月23日22:30

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同じ一敗でも勢いが全然違っていた、豊昇龍と王鵬。

■安治川親方の助言は効きます 錦富士の難しいけれど、幸せな悩み
(朝日新聞デジタル - 11月21日 21:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7196020
大相撲十一月場所十一日目、一敗で賜杯レースの先頭に立つ関脇豊昇龍と西前頭十三枚目王鵬のうち、豊昇龍が関脇御嶽海を寄り切りで一蹴した一方、王鵬が西前頭九枚目の阿炎の突き出しに屈して二敗に後退、東前頭筆頭の高安が西前頭五枚目錦富士との二敗同士の直接対戦を押し倒しで制したため、賜杯レースは一敗の豊昇龍が単独トップ、高安と王鵬が星一つ差の二敗で追走する構図に変わりました。
さて、今日の豊昇龍、相手は昨日六敗目を喫して「10番での大関復帰」の可能性が潰えた御嶽海との関脇同士の対戦。立ち合いから右四つ、左上手の自分十分の形を早々と作り、一気に電車道の速攻で寄り切り、勝負あり。あっさり白星を2桁に乗せました。一方、二日目からの9連勝の王鵬は、休場明けとはいえ実力者である阿炎が相手。立ち合いから阿炎が両手で突いて王鵬を圧倒、何もできずに土俵を割って、突き出しに屈して二敗に後退。三敗の阿炎は勝ち越しとなりましたが、やはり、同じ一敗で並ぶ高校時代のライバルとは言え、三役定着で相撲の幅が拡がった感のある豊昇龍と先場所の失速が記憶に新しい王鵬では安定感がまるで違うなと、テレビ桟敷で感じました。明日、この両者は直接対戦する取組が組まれましたが、力の差を感じさせる一番となるのか、ツラ相撲の傾向がある王鵬が一矢を報いることができるのかということになると思います。
で、高安ですが、今日も錦富士に立ち合いから何時ものかち上げを見せ、突っ張りで攻め込み、錦富士が高安の左腕を手繰りながら回り込むところを向正面に押し込み、弓なりの体勢から左に反って往なしを見せたところを押し倒し、勝負あり。八角理事長(第61代横綱北勝海)は「高安が積極的だった。圧力勝ちでしょう」と分析、さらに「往なされて回り込まれても慌てないように、慌てないようにしていた。勝っているから冷静に行けるんでしょう」と続け、白星を順調に重ねている好調な土俵ゆえの勝因と結論付けていました。
一方、敗れた錦富士について、八角理事長は「今後、この相撲を取っていれば三役から上を狙える。高安に対して横に往なそうではなく、圧力勝ちしようとしていた。ここを伸ばして、こういう相撲を取り続ければ高安にも通じる。」と、収穫のある一番であったと評していました。理事長就任直前(当初は北の湖理事長(当時)の場所中の急死を受け、理事長代行だった)までNHKの大相撲中継の解説者を務めていたこともあるからか、解説者口調がいくらか気になるかもしれませんが、力士の土俵に詳細にコメントするのは理事長としてのこの人なりの独自のスタイルだと理解して良いのかもしれません。
その他。大関正代は関脇若隆景を寄り切りに仕留めて星を5勝6敗とし、若隆景は6勝5敗で大関昇進の足掛かりとされる10番まで後が無くなり、貴景勝は北勝富士を往なしから叩き込みに退け、勝ち越しを決めました。
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