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2022年11月22日12:12

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寺田前総務相だけじゃない! 地方議員が自分の団体に寄付して税金を取り戻すカラクリ

寺田前総務相だけじゃない! 地方議員が自分の団体に寄付して税金を取り戻すカラクリ
11/22(火) 9:06 日刊ゲンダイDIGITAL 配信より

https://news.yahoo.co.jp/articles/089cdf8ba7a2c3547f27057a09a0afb9b4ac94c3

日刊ゲンダイDIGITAL

2000万円以上の政治資金を妻に還流させていた疑惑が浮上した寺田稔前総務相(64)がついに辞任し、後任に自民党の松本剛明元外相(63)が就任したが、「政治とカネ」の問題はまだまだ続きそうだ。

秋葉賢也復興相(60)も、妻や母親に家賃を支払う形で政治資金を還流させたとの疑惑などが報じられている。

国民が物価高や社会保障費の増大などで所得減に苦しんでいるのとは大違いだろう。

寺田稔前総務相の後任に松本剛明元外相…ん? “悪夢の民主党政権”時代の閣僚ですけど

 こうした「政治のカネ」の問題は国会議員にスポットライトが当たりやすいが、実はズルいことをしているのは国会議員だけでない。多くの地方議員が自分の政治団体に寄付することで自分に税金を還付させる“抜け道”を使っているという。

 どういうことなのか?

「自分が代表者を務める政党支部にその支部の代表である地方議員が自ら寄付すると税額控除の対象となり、還付金をもらうことができます。例えば、500万円を自分に寄付した地方議員が翌年の確定申告の際に寄付金控除を申請すれば、約3割の150万円が収めた税金の中から戻ってくる計算です。さすがに500万円を自分に寄付する地方議員はめったにいませんが、100万円程度を寄付して30万円程度の還付金を手にする人はゴロゴロいます」(地方自治に詳しいジャーナリスト)

■年間300万円もセルフ寄付する区議も

 11月17日に東京都が政治団体の収支報告書を公開した。後援会や支持者の目が厳しい公明党がこうした抜け道を使うことはないが、自民党の地方議員には目立つ。中には渋谷区の岡みちる区議(44)のように年間300万円以上も自らの政党支部に寄付している猛者もいた。20年は350万円、21年は305万円を自分に寄付している。

 岡区議といえば、元東京都庁職員で、都庁時代に税の徴収担当をしていた経歴の持ち主だ。

「自分が代表を務める政党支部へのセルフ寄付による節税は違法行為ではありませんが、区議になる前は住民から税金を取り立てる立場だったのに、議員になった途端、税の知識を活用して節税に励むのは道義的にいかがなものかと思います。金額も決して小さくありませんし……。ザッと年間100万円近くの還付金を手にすることができる計算になります」(渋谷区政関係者)

 岡区議に“抜け道”を使って自身に税を還付させている理由について電話で聞いてみた。

 ――自分の政治団体に自分で寄付をしているのはなぜですか?

「そんなことはしていません」

 ――税の知識を悪用しているのではないか?

「私が担当していたのは都税でしたので国税のことは分かりません」

 ――自らに税を還付させているのではありませんか?

「そんなことはしてませんし」

 セルフ寄付は収支報告書を見れば一目瞭然なのに、なぜ否定するのか? 岡区議のセルフ寄付の原資が歳費なのか、何か別の副業によるものかは確かめようがないが、増税や物価高に苦しむ庶民には自分自身に年間300万円も寄付する動機もメリットもないことだけは確かだろう。

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最終更新:11/22(火) 9:06 日刊ゲンダイDIGITAL
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