岡本太郎展に行ってきたゾ！（後）

例によって薄暗い会場の中で書いてきた感想をペタリ。

今ベントは写真撮影可なので、画像は自前です。
ちゃんとしたやつよりも歪んだりしてるけど、めんどいのでこれで…
（「予感」と「明日の神話」はデカすぎるので、ネットから持ってきてます）


入場するといきなりシャンデリア！
見たかったやつが早速！


●光る彫刻
結構デカし！
これ家にあったらすんごいインパクトあるなー
ぼわーっとした色合いが実に合ってるねー



●若い夢
これまたデカッ！
背面も見れてお得



●顔
乳植木鉢は今の世でも斬新！
かなり未来に生きてるなー

背面もあって、こっちは出てる！



●挑み
そこはかとない相撲取り感
迫力ある！



●重工業
このデカい歯車が“重”担当なんだろうか？
下のネギがシュール
ちなみにこの絵は日産重工業（現：日産自動車）に通って描いたらしい



●夜明け
四足歩行の怪獣？
かなり不思議な1枚



●手ー赤
いいねー　かなりいい！
色味もいいけど、表情がいいよねー



●暴走
暴走感ある！
カラフルなキャンパスを極太の黒が突き抜ける！



●ノン
かなり好きな作品
想像よりもデカし！（1.7ｍ）
ほんとタイトルが秀逸！



●若い闘争
絵とタイトルが噛み合ってない感！



●梵鐘
お寺に依頼されて作ったらしいけど、どこ突けばいいんだ…？
トゲのように尖った作品
トゲの案配が実にいいねー



●黒い太陽
説明に書いてある「右奥の黒い太陽」がまずわからない…
「苦悶する人」のほうはわかる…



●愛
始めてみる見る立体作品
角ばってるほうが男かな　股間あるし
丸っこいほうが女　先っぽあるし



●石と樹
んんん？　どこにある？＜石と樹
いや、左が石で右が樹か！
わかってくると面白みのある1枚
（このサイズだとわかりやすいけど、実際の絵はどれも版が大きいので全体像を把握しにくいのです）



●犬の植木鉢
ガチャで1番好きだったやつ！
これは意外と小サイズ
家に欲しいわー



●予感
大作！
これは右部分だけ見ると芸術作品
でも全体を見るとやっぱり現代アートだな



●顔の時計
実用的



●マスク
これ、確か上下反転でも顔になるやつだよね
上に配置してるの勿体ないような…



●マスク
わからん…



●マスク
こっちのほうが好きー



●光る時計
プレミアム感ある！ 欲しい！



●クリマ
コミカルな1枚
味があるねー
左のボーボボの魚雷ガール味ある！



●駄々っ子
これもコミカル
ニャロメ感あるねー
こういう路線も開拓してたのかな？



●決別
パッと見よくわからないけど、解説読んでなるほどと
黒い眼の巨人から、新しく黄色い巨人が産まれようとしているのね
下の黒い駄々っ子も闇落ち感あっていい！



●河童
これもなかなかデカし！
青銅製かと思いきや、これもFRP製なのね（立体物は陶器じゃなければほぼFRP製）
表情がいいよねー



●手ー青
手ー赤とは反対の角に配置されてるのがいいねー
でもこっちは伸びてる人差し指が好き



●森の掟
前回の岡本太郎展で1番よかったと思った1枚
今見てもやっぱりいいねー
他の絵よりもわかりやすいし、情報量が多いのもいい！
個人的には食べられてる人とヘンな色のネコが好き



●青空
絵だけだとわからないけど、解説読むとかなり主張の強い作品
他の絵よりかはわかりやすいアイテムが多いけど、やっぱりわからん…



●女神像
ダンシングフラワー感ある！
これに「女神像」と名付けるセンスが素敵



●半世界
猟奇感のある作品
空間を割って巨大な何かが出てこようとしてる感じ
スゴくいいねー


ここでエスカレーターを上って2階へ

こちらは初期の作品コーナーです


●作品A
パリで発掘された1枚
BとCは微妙だけど、これは風流でいいね
黒い部分が超盛り上がってるのが野心的



●痛ましき腕
これも前回のでインパクトのあった作品
赤いリボンが血を表しているという斬新な表現法と腕だけというのがスゴい！



●コントルポアン
簡素さに初期感ある！



●露店
初期は普通っぽい絵も描いてたのね
ポスターっぽい1枚だなー



●師団長の肖像
シベ超の水野晴郎感ある！



●電撃
これも好きな絵
顔は見えないけど体系的に太郎っぽいのが面白い



●夜
これまた好きな絵
メメントモリ的な絵かな
隠し持った短刀が脇差くらいデカいのがいい！



●作家
太郎の親父さんの一平がモチーフとのこと
面白い発想だなー
結構ポップな作品



●燃える人
これで第五福竜丸事件をテーマに描いた絵とは誰もわかるまい…
でも知らなくてもスゴいパワーのある作品なのは伝わってくるねー



●装飾
他のとはちょっと毛色の違う絵
ゆるキャラかな？



●備える戦士
確かに梵字っぽさあるね
でも黒の中の赤や青の線が余計かな




●明日の神話
これが今回1番見たかった作品
渋谷駅のやつ見たことないから生で見るの初めてだけど、凄まじいの一言！
まず圧倒的にデカい！
渋谷駅のやつは実はカットされていて、これがフルve.とのこと
原爆怖い…
それが伝わってきますねー
いあーほんとスゴいわー
ちなみにこれも第五福竜丸事件がモチーフで広島・長崎じゃないので注意。



●縄文人
かなり複雑なのによく出来てるなー
これのどこが縄文人なのかはさっぱりわかんないけど…



立体コーナー
どれも尖ってていいねー



●群像
かなり大衆的な作品
やわらかいねー
楽しそうな雰囲気がいい



●太陽の神話
おーいい感じのドット絵
手間かかってるねー



●若い太陽の塔
これってこんなに小さかったのか！
もっと大きい（数メートル）のかと思ってた…
若すぎる…



●夢の鳥
数ある小物のなかからガチャでもあったティーポットとカップのセットをパシャリ
いいセンスの色味だわー
いちいち凝ってる！



●座ることを拒否する椅子
今回も来てました
この赤が1番座りにくい！



●太陽の塔（1/50）
小スケールでもいいものはいいね



●こどもの樹
これも意外と小さいのね
これのガチャとかよく出せたもんだ



●午後の日
若い夢のver.違い
と見せかけて、このツートンカラーは何かの対比になってるっぽい
深いねー


終盤は同じような作品ばっかりだったのでほとんどパス…

あースゴい疲れた…
パワーがスゴすぎた…

会場はほどよく混んでたけど、ちょっと待てば正面で写真が撮れる程度だったのでよかった。
…けど、自撮りしてる若い女や外人が超鬱陶しかった！
そんなに自分好きかねー

今後、写真撮影可のイベントが増えるとこういう輩も増えるのかと思うとげんなりする…

というか結構、外人が多かったな。
若い人も多かった。
岡本太郎の再認識の時期が来ているのだろうか？


しかし、1F（BF1）のレイアウトスゴかったな。
入って早々に衝撃を受けた。
まさか、仕切らずにフロア全体に作品を展示するとは…

このおかげで人が1か所に固まらずに済んだのでよかったかなー

ただ、会場が薄暗いのとやっぱり似たような作品が多いので、これ見たっけ？となっちゃったｗ
ちょっとわかりにくかったかなー


あと解説が少なかったのが不満。
難解な作品が多いのに、キャプションなしは頂けないね。
せめて大作にはちゃんとつけて欲しかったなー

図録にも付いてないのもどうなのよ…


しかし、ここまで作品が多いのはスゴい！
最大の岡本太郎展は伊達じゃない！
大満足！

前回ので見たことない作品いっぱいあったし、何より立体物が多く来てたのがよかった。
わははガチャコンプしてるから、見覚えのあるのばっかりではあったんだけど、実物はまた違った良さがあったので面白かったー

後半はお腹いっぱいで飽きてくるのも、まあしょうがない。
運営側もそれがわかっているのか、最後のほうは同じような小物ばっかり配置してたしね


唯一残念だったのは物販で「犬の植木鉢」のミニチュアがあったのでこれは買うしか！と思ったけど、金額で断念…
5500円は高すぎる…
なんでポリストーン製だったんだ…
ABSかソフビでいいのにね…
確かにいい出来ではあったんだけど、あの大きさで5500円は高いよ…

それと海洋堂の岡本太郎ガチャがボックスで再販されてたけど880円になっててビックリした！
これ300円〜400円だったよね？
物価高とはいえ再販なのに倍になってるのか…
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1688056534&owner_id=24710353
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あと図録も版が小さいわりにお高かった…
しかも、なんかすんごく見づらかった…

しかし、図録見ると見逃してるの多し…
ショーウインドウの雑誌とか混んでたからスルーしたけど、「宇宙人東京に現る」とかあったのか…
「殺すな」もあったみたいだし、ちゃんと見ればよかった…


おまけでタローマン


とぐにゃんとした太陽の塔