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2022年11月08日19:01

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「ウォー・レクイエム」「銃弾都市」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでデレク・ジヤーマン監督のイギリス映画「ウォー・レクイエム」と、ロバート・フローリー監督の「銃弾都市」を観ました。



 ☆「ウォー・レクイエム」(1989)監督 デレク・ジャーマン 出演 ティルダ・スウィントン、ローレンス・オリヴィエ、ショーン・ビーン、ナサニエル・パーカー、オーウェン・ティール、パトリシア・ヘイズ、ナイジェル・テリー、ベンジャミン・ブリテン、ミロ・ベル、アレックス・ジェニングス

 『異色の映像作家デレク・ジャーマン監督が、 “ 戦争 ” を圧倒的な映像美と壮麗なクラシック音楽で描いたヴィジュアル・オペラの傑作。20世紀に起きた実際の戦争の記録映像を引用しながら、壮大なイメージが繰り広げられてゆく。
 楽曲「戦争レクイエム」はイギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンが1962年に発表し、合唱パートのテクストにラテン語のカトリック典礼文とイギリスの詩人ウィルフレッド・オーウェンの詩をミックスさせた作品。
 オーウェンの詩は戦争に直面した兵士の苦悩や葛藤を表現していて、自らも第一次世界大戦に従軍、25歳で戦死した。
 音楽はブリテン自身が指揮したロンドン交響楽団の演奏で、ブリテンのパートナーであるピーター・ピアーズがテノールを、ソプラノにはガリーナ・ヴィシネフスカヤ、パリトンにはディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウが参加している。
 出演はジャーマンの作品のミューズであるティルダ・スウィントン、「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーン、またシェイクスピア劇で知られる名優ローレンス・オリヴィエ最後の出演作品となった。』


 …なるほど、デレク・ジャーマンらしい、思い入れの強い映画、と言うよりは壮麗なる映像詩ですな。

 あまりにも高尚過ぎて。ワタクシには難しかったです。よくワカンナカッタなぁ。



 ☆「銃弾都市」(1949)監督 ロバート・フローリー 出演 ジョン・ベイン、ソニー・タフツ、エレン・ドリュー、リース・ウィリアムズ、パーシー・ヘルトン、ジョン・ドーセット、ハリー・ブロンソン、ハル・ベイラー、グレタ・グランステット、チャールズ・エヴァンズ

 『第二次大戦で武勲を立てた兵士が故郷に帰還した。しかし、頭部に受けた戦傷が原因で記憶を失っており、過去に巻き込まれた犯罪のために逮捕されてしまう。
 当初は記憶喪失を信じなかった前妻だが、窮地に追い込まれた彼を救おうと立ち上がるのだった。
 ロバート・モンローのラジオドラマ「No Blade top Sharp」の映画化作品。ギャングに扮したソニー・タフツがクライマックスで警官隊と対峙するシーンの迫力や、モノクロの陰影を見事に描き出しているカメラワークが素晴らしい。』


 ロバート・フローリーという監督さんの名前は聞いたことがある程度で作品は知らないし、出演している俳優さんたちもまったく知らない人たちでした。
 …しかし、これが、けっこう面白かったンですよ。

 40年代のアメリカで大流行した、いわゆるフィルム・ノワールの系列に連なる一本。

 主演のジョン・ベイン、ちょっとジェームズ・スチュワートをソフトにした感じの二枚目。…なかなか良かった。
 悪役のソニー・タフツも、紅一点のエレン・ドリューもいい感じでした。

 …地味ながら、こういう掘り出し物がときどき出てくるんですよね。


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