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2022年11月04日18:58

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「人生スイッチ」

 …正午まで、アルバイト。

 帰宅後、DVDでダミアン・シフロン監督のアルゼンチン・スペイン合作映画「人生スイッチ」を観ました。



 ☆「人生スイッチ」(2014)監督 ダミアン・シフロン 出演 ダリオ・グランディネッティ、マリーア・マルル、モニカ・ビリャ、リタ・コルテセ、フリエタ・ジルベルベルグ、レオナルド・スパラーリャ、ワルテル・ドナード、リカルド・ダリン、ナンシー・ドゥプラア、オスカル・マルティネス、ヘルマン・デ・シルバ、エリカ・リバス、マルガリータ・モルフィーノ

 「おかえし」…仕事の依頼を受け、指定された飛行機に乗ったファッションモデル。やがて、乗客全員が彼女の元カレと関わりがあることが判明するが。
 「おもてなし」…郊外のレストラン。ウェイトレスの女は、客として現れた男が父を自殺に追いやり、母を誘惑した高利貸しと気づく。怒りを募らせ、猫いらず入りの料理を出してしまうが。
 「エンスト」…荒野の一本道で、前をノロノロ走るオンボロ車に追い越しざまに罵声を浴びせる新車の男。運悪くパンクに見舞われタイヤ交換を始めたところに、先ほどのオンボロ車が追いついて来るが。
 「ヒーローになるために」…娘のバースデーパーティー用のケーキを買っている間に駐禁を切られた男。その男を次々に見舞う “ 不運 ” の連鎖。その怒りを、罰金を支払う役所で爆発させたが。
 「愚息」…妊婦を轢き逃げしてしまった息子。その息子を救おうとする富豪の父親。富豪の男は、弁護士と検事と庭師の男の3人と共謀して画策するが。
 「HAPPY WEDDING」…たくさんの親族や友人たちに囲まれて、華々しい結婚式を挙げる2人。ところが、新郎の友人たちの中に愛人の存在を知る新婦。新郎の裏切りに取り乱す花嫁が取った行動とは。


 アルゼンチンとスペインの合作による全6篇のオムニバス・ブラック・コメディです。

 原題の “ Relatos salvajes ” は、直訳すると「野性的な話し」という意味ですが、“ 超えてはいけない一線を、超えていくハナシ ” っていうくらいの意味らしいです。

 ささいなきっかけで、押さえていた怒りのタガが外れてしまう人々。…そんな人々の悲喜劇を描いた、かなりブラックな映画でした。

 …どのエピソードも、かなり衝撃的な展開で、めっぽう面白かったです!

 スペインの個性派映画監督のペドロ・アルモドバルがプロデュースに名を連ねていることも付言しておきましょう。
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