18981228 NO5612 閣員更迭の件
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012_0120_0170 駐韓日本公使館記録 12巻 一二. 本省往来信 (17) 閣員更迭の件
文書題目 (17) 閣員更迭の件
文書番号 発第八九号
発信日 明治三十一年十二月二十八日 ( 1898年 12月 28日 )
発信者 加藤 全権公使
受信者 青木 外務大臣
(17) 閣員更迭の件
発第八九号
前報告に続いて十二月十五日以来の閣臣の変動を記載すると次のようになる。
十六日
宮内府特進官・朴定陽（パクチョンヤン）を議政府賛政に、
法部協弁・尹雄烈（ユン・ウンリョル）を議政府賛政に、
奎章閣学士・閔丙奭（ミンビョンソク）を軍部大臣に任じ
前軍部大臣・沈相�癲淵轡爛汽鵐侫鵝傍擇啻圧沈�府賛政・尹用求（ユンヨング）をいずれも宮内府特進官に転じた。
＊十七日なし
十八日
議政府賛政・朴定陽（パクチョンヤン）を度支部大臣に
度支部大臣・閔泳綺（ミンヨンギ）を平安南道の観察使に
宮内府特進官・尹用求（ユンヨング）を学部大臣に
学部大臣・金明圭（キムミョンギュ）を議政府賛政に
警務使・金永準（キムヨンジュン）を江原道観察使に転じ
警務使は賛政・尹雄烈（ユンウンリョル）に兼任させられた。
同日また参将・宋錫冕（ソンソンミョン）をもって軍部協弁に任じられた。
＊十九日なし
二十日
学部大臣・尹用求（ユンヨング）を宮内府特進官に転じ
その後任に度支部大臣・朴定陽（パクチョンヤン）が移り
度支部大臣には参政・閔泳煥（ミンヨンファン）が転じ
参政には議政府賛政・徐正淳（ソジョンスン）が移り
趙秉鎬(チョボンホ)ならびに李道宰（イドジェ）が議政府賛政に任じられた。
二十一日
李載純(イジェスン)を宮内府大臣に
法部大臣・韓圭卨（ハンギュソル）を宮内府特進官に転じ
法部大臣には議政府賛政・尹雄烈（ユン・ウンリョル）が任じられた。
二十二日
漢城判尹・尹致昊（ユンチホ）は中枢院議官の決議推薦により中枢院副議長に転じ
李采淵（イチェヨン）はまた漢城判尹に任じられた。
同日李根澔（イグンホ）が法部協弁に任じられた。
二十三日
中枢院議長・李鍾健（イジョンゴン）が宮内府特進官に転じ
貴族院卿・李夏栄（イハヨン）がその後任を命じられた。
以上を閣覽に便利なように別紙に表示致しました。この件具報に及びます。 敬具
明治三十一年十二月二十八日
加藤 全権公使
青木 外務大臣 宛
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