期待していいのかなあ？？

IPS細胞を網膜に移植した患者の経過が良好とのニュースを耳にした。
拒否反応がなく、一人の患者では視力の改善がわずかに見られたとのこと。
う〜ん、一患者としてはまだまだ遠い感じだけど、研究側としては手ごたえがあったとされる。
なんやろなぁ、このニュースを聞いていてこみ上げて来るものがあった。
視力の回復は遠い夢と思って暮らしている。
それがちらりと期待感を呼び起こされて、でも、結局はたいした進展がないことへのいら立ちかな？
特に僕くらいに光もわからなくなった者は期待が薄いのかもしれない。
だから、せめてうちの嫁さんを含めて可能性のある人たちのために早く朗報がほしい。

こんな僕でも、死ぬまでにたった一日でもいい、数時間でもいい、周りの世界を目で見て感じ取ってみたい。
「君、そんな顔だったの？ちゃうやん！ちゃうやん！」
と言いながら死ぬほど笑ってみたい。
それくらいの軽い期待感は持っている。
今の僕、障害があったって十分に幸せだからね。

研究をされている方々の健闘を祈っている。