統一教会に解散命令を出せない理由について

旧統一教会への解散命令請求、文科相「慎重に判断」…現状では難しいとの認識示す
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221014-OYT1T50414/

【統一教会はカルト宗教ではあっても、テロリストではない】

世界平和統一家庭連合（旧統一教会）は、カルト宗教で信者を食い物にしており、しかもその資金源が韓国に流れているという極めて有害ですぐに対応せねばならない団体であることは間違いない。

しかし、統一教会はオウム真理教と違い、統一教会の構成員がテロを起こしたわけではない。
安倍元総理の暗殺事件は卑劣なテロ行為だが、容疑者の山上は教会の信者や教会の教えに従って起こしたテロではなく、教会に恨みを持ち、教会が勝手に広告塔としてすり寄って利用していた安倍元総理に対して筋違いの恨みを持ち、犯行に及んだ。
（しかも安倍元総理はどちらかと言うと統一教会に対しては否定的で、あまり会いたくないと漏らしていたこと、カルト宗教に返金を求めたり被害者救済のための法律を作ったりと、被害者を救うために尽力していた。
なので山上の行為は恩知らずであることも甚だしく、パヨクが大声で喚き散らす『安倍＝統一』と言った声に乗せられただけに過ぎない）

【山上の起こした事件に限って言えば、単純に見れば統一教会も被害者】

理由は簡単。
山上は統一教会を攻撃しようとして安倍元総理を攻撃したのだから。
山上本人も言ってましたよね。
教会の幹部を襲撃したかったが居場所が掴めなかったから安倍元総理を襲撃することにした、って。

暗殺から３ヶ月経った今、もし山上自身がブサヨだったらとっくにその情報は出てきているはずだけど、そう言う情報が無いと言う事は、やはり山上はパヨクの「安倍＝統一」と言うレッテル貼りに乗せられただけと見るのが正しいでしょう。

【安倍元総理は、日本のパヨクに情報操作されて殺された】

山上は統一教会に恨みはあっても安倍元総理に恨みがあったわけじゃないという彼の当初からの主張を信じるならば、『安倍元総理は日本のパヨクに情報操作されて殺された』と言う事になる。
殺したいほど憎い相手を自分の手を汚さず殺そうと思ったら、社会問題になっている組織や私人と、ターゲットをあたかも関係があるかのように嘯き、反論されたら「〇〇は△△と関係が無い事を証明せよ！」と悪魔の証明を迫る。
これを続ければ、真っ当な思考力を持つ人からは「頭のおかしい奴だ」と思われるだけだけど、いずれ自分の頭で考えることが出来ない人が騙されて、ターゲットを襲撃してくれるのだから。
悪質なデマを平気で垂れ流す輩には今後一層、強い規制や罰則が必要であると私は考える。

【統一教会に対する対策】

統一教会は現時点では合法に存在する宗教法人です。
オウム真理教のようにテロを起こしたわけでもない。
なので、解散命令を取ろうとしてもおいそれとは取れない。
むしろ、解散命令を取ろうとして裁判所がNoと判断した場合、手痛い反撃を被るのは想像に難くない。

なので、我が国は今、思想・信条の自由について見直す時期が迫られているのです。
例えば……献金そのものを禁じることは難しくとも、世帯年収の1/3以上を献金していたら、無条件で返金対象とするとか。
併せて、献金を受けるときに世帯全員分の源泉徴収票や非課税証明書などの提出を求めることを義務とし、背いた場合は当該宗教法人に罰則を付与するとか。
（なお、一週間の間に総額1000円未満の献金は例外とする、など。
そうしないと、神社に置いてある賽銭箱に小銭を入れるときも収入の証明が必要になるので。
それに、一週間と言う間を置けば、そんなに毎日毎日神社にお参りして小銭を入れる人は中々いないだろうから）

かなり厳しい要求だと思われるだろうけど、オウム真理教ですら破防法適用までは至らなかった（今ではアレフと名前を変えて活動している）ので、それより解散命令を取るのが難しいであろう統一教会に対して失敗するより、そういう所からでも手を入れて行くべきではないでしょうか。