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2022年10月13日07:37

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18981220 NO5608 御国書捧呈の件

18981220 NO5608 御国書捧呈の件
자료일람 | 한국사데이터베이스 (history.go.kr)
012_0120_0130 駐韓日本公使館記録 12巻 一二. 本省往来信 (13) 御国書捧呈の件
文書題目 (13) 御国書捧呈の件
文書番号 発第八五号
発信日 明治三十一年十二月二十日 ( 1898年 12月 20日 )
発信者 加藤 特命全権公使
受信者 外務大臣 子爵 青木周蔵

(13) 御国書捧呈の件
発第八五号
本月十三日本官は帰任致し、翌十四日をもって御信任状写を添えて、韓皇帝陛下への謁見・捧呈の件をその筋へ照会致しましたところ、「本月十五日午後一時に参内陛見せよ」との回答がありましたので、同日国分通訳官を従え参内、皇帝陛下へ拝謁、式に従って御信任状捧呈を終えました。当日の陛下の勅語、並びに本官の言上は次の通りです。

使臣
加藤増雄が謹奏致します。この度我が大皇帝陛下は、従来両国間に存在する友誼交情をなお一層鞏固親密にするため、使臣・増雄を特命全権公使に任命し闕下(けっか *天子の御前)に続駐させられた。増雄はこの旨を奉じ任務に闕下に復するに当り、ここに恭しくその御信任状を大韓皇帝陛下に捧呈する光栄を荷う。仰ぎ願わくは陛下の御目通しを賜り、あわせて陛下の幇助に頼ってその任を全うすることを恐れながら申し上げます。

こうして本官は御信任状を捧呈し陛下は親しくこれにお目を通された後

皇帝
貴国皇帝陛下の御信任状は朕が親しくこれを閱悉(けっしつ)した。卿(けい)は久しく任に朕の邦土に駐箚し、よく事情に通暁し、事に当って和衷協弁につとめて平和親睦を旨とし、その結果交際は日に日に敦睦を致している。その功績は大きいと言わなければならない。
これは我が国の上下一般の人望を得ている理由であり、思うに貴国皇帝陛下始め貴政府もまたここに考えるところがあって、即ち卿を特命全権公使に任命し続駐を命じることになった。これは理由がないことではない。
その来着を聞いて朕を始め朕が臣民はこぞってこれを歓迎しないものはいない。思うに日韓両国の交誼は今後一層親密を加えるだろうことは朕が信じて疑わないところである。

以上で捧呈式が終わると、陛下はその左右の臣たちにしばらく退出を命じ、目下当国の状況に関し長時間にわたし御下問なさいました。私は一々答奏致しましたが今ここでは直接の関係がないので省略する。
この件具報申し進みます。 敬具
明治三十一年十二月二十日
加藤 特命全権公使
外務大臣 子爵 青木周蔵 殿









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