京都のMさん宅に行ってきました

私の古くからの友人であるMさんですが、昨年CDプレーヤーを買い替えられたそうです。
以前のマランツから、今度はパイオニアの７０AEです。
Mさんは今春に公務員を卒業され、これが最後のグレードアップだそうです。
仕事はもう少しされるようですが、本人曰く「もう早々高い機器は買えません」とのことです。
その話を聞いたときにすぐにでも寄せて頂きたかったのですが、あいにくのコロナで延び延びになり、結局今日寄せて頂きました。

Mさん宅のシステムは、アンプはこれも３年位前に買い替えられたラックスのプリメインアンプ、スピーカーは私にはあまりなじみのないメーカーですが、オーディオプロです。
私は、パイオニアはやや耳あたりの良いやさしい音、ラックスはわずかに広がり気味のウオームトーンというイメージがあるのですが、それはイメージだけで、実際この組み合わせからは、非常に色付けの少ない情報量の多い音が聴けます。
オーディオ経験が長いだけに、かなり良く練られた良い組み合わせだと思います。
また、最近ではあまり言われませんが、コストパフォーマンスは抜群ですね。
これ以上高い機器は、好みは別として、掛けたお金に比例して音は良くならないと思います。

「少しシ音が強調されたセクシーなヴォーカル」とか「体で感じるジャズのベース」は出ませんが、ジャンルを選ばず、いつまでたっても飽きない音です。
４０年以上オーディオをされているベテランマニアらしい音と言えますね。