英国の殴られ具合で今後の先進国の先行きが垣間見えるわな。少なくとも列強各国で生きてその通貨で生きているものは危機の時は質への逃避で価値が高まりなんとかなると言われていたものがなくなっている。ギリシャや南欧を笑えなくなる（不況下なのに利上げ、財政緊縮を強いられる。それで諦めた後は通貨安と整理に入る）というのが自分らの所で起きるとはね・・・・・
物価は上がり、金利もこんな状態でまともな数字が付くレベルに戻ると株は社債発行して自社株買い、配当などという政策が不可能になる。事業そのものをレバをかけて行い最大限の利益率にするというのも不可能になる。
不動産も低利で借りて鞘を抜くのが不可能になる。
そんなのが起きたら少なくとも世界でいうとリーマン以後、日本でいうとアベノミクス以後前提になっていたものが全部ひっくり返る。
もちろんこんなことが続けば最後は経済活動が急速に壊れていって反対にGDP激減とデフレになってしまうことになるんだとは思う。ただそうなるのは今世の中の価格の前提が全部ひっくり返った後の話なのでその前に膨れ上がった資産価格が、値下がりした債券に見合った利回りに戻るまで値下がりした後だから先に下がる現実に直面しないといけないことになる。
コロナが10年に一度の危機かと思ったらどうやら違ってITバブル前夜の金融危機と景気後退だったというおちぽいな。そしてコロナバブルで盛大に上がり、時期は数年ずれたが10年に一度の危機と景気後退がついに訪れようとしている。
進むも地獄、引くも地獄だわな
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