■豪快な塩まきにどよめき 13日目、盛り上がりをみせる秋場所終盤
(朝日新聞デジタル - 09月23日 20:04)
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大相撲九月場所十三日目、二敗となったものの賜杯レースの先頭に立つ東前頭三枚目玉鷲は東前頭十枚目錦富士を突き落としに退け単独トップを守り、三敗の西前頭八枚目北勝富士が東前頭筆頭の翔猿を立ち合い一発の突き落としで制し、同じく三敗の西前頭四枚目高安も小結霧馬山をかち上げから突き落としに仕留め、明日の十四日目に玉鷲が翔猿戦に勝ち、三敗の高安(明日は関脇豊昇龍と対戦)と北勝富士(明日は関脇若隆景と対戦)がともに敗れれば、玉鷲の二度目の優勝が決まる展開となりました。
さて、37歳のベテラン玉鷲の今日の対戦相手は、26歳で幕内二場所目の錦富士。三敗で賜杯レースの二番手にいるこの初顔合わせの相手の低い当たりを受け止め、右押っつけで体勢を崩すもしぶとく残られる展開に。左手で錦富士の頭を抑え、押し込んで突き落とし。この一番について、八角理事長(第61代横綱北勝海)は「玉鷲は錦富士の立ち合いが良くて踏み込まれたが、よく見て突き落とした。」とコメントし、相手をよく見る余裕のある冷静な一番で年6場所制移行以降最年長の優勝に近づいている印象を感じます。
さて、昨日北勝富士を注文相撲の叩き込みで制した大関貴景勝は、今日は関脇若隆景と対戦。その貴景勝は若隆景に左にひらりと開かれ、叩き込みに屈して8勝5敗に。NHKのテレビ正面解説の第52代横綱北の富士勝昭は「大関も昨日やってるから何も言えないね」とコメントしていましたが、今日は昨日の貴景勝対北勝富士戦の余韻があったのか、呆気なく決まる一番が目立った一日という印象でしたね。滅多に注文相撲をやらない若隆景が変化とはという感じにさえなりましたが、昨日変化を喰らった北勝富士もそれが頭にあったのかもしれず、特に上位の力士がやることには批判も少なからずある「変化」、「注文相撲」が連鎖反応の如くにあり、昨日の「あの一番」が残した影響は結構あったのかもしれません。
さて、今日十三日目は幕下以下各段の優勝が決まる日で、幕下は元十両の東36枚目大成龍が東28枚目の勇磨(6番相撲で元大関の朝乃山に白星)を押し出し、十両3場所経験、幕下61場所目で初めての各段優勝。三段目は東78枚目の欧勝海が東33枚目若ノ勝を押し出し、序ノ口は西16枚目の大谷(22歳、宮城野部屋、日本大学出身)がデビューの場所で東筆頭の若山中(26=放駒)を押し出し、それぞれ7戦全勝で優勝を決めました。
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