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2022年09月07日10:00

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いつものこと

■美しく咲いていた遊歩道の花が踏み潰され…3年ぶりの花火大会での悲しい裏側 「マナーを守らない人は花火観なくていい!」「育てた人の気持ちを」
(まいどなニュース - 09月06日 07:20)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=7099896

 繰り返される言説の二つの傾向。

 1.特殊より一般におよぼす誤謬。
  「ある場所のある人の行動を、地域やその国全般の性向と見なす。
 
 2.道徳について
  「今を嘆くあまり、かつては良かった」と「思いたがる」
  いわば「過去の美化」傾向。
  
  自分は60歳にも満たないが、あらゆる報道、それへの反応を
  見てきて、このパターンが絶えないことを知っている。

  同世代であるなら、父祖たちの道徳的でない行動の結果をよく知っているはず。
  
  あたりかまわず喫煙し、そこいらに捨てる。 
  痰を吐き、立小便をする。
  セクハラ、モラハラなんて言葉はない。
  ごみの分別もしない。
 
  知らないのなら、「かつて」と比較して現在を嘆くこと能わないはず。
  戦前には「修身」があったので、道徳的だったとか
  戦後教育の「自由」が「義務の意識を侵食した」とか、
  そうした言説のステレオタイプがいまだに生き残っている不思議。

  「昔はよかった」など少しも思わない。
   
  「三四郎」に、食べた後の駅弁の箱を列車の窓から捨てるという描写があったね。
  それがほかの客の顔に当たるという。 
  
  若い人は「かつて」を論じた本などを読んでみるとよいね。
  

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