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2022年08月31日21:18

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読書感想文から優駿エッセイ賞

この子の言ってることも分からないではないけど、要は、やりたくない宿題をやらなくてもいい理由を作って騒いでいるだけ。他にも書いている人がいるように、読書感想文を宿題にするのは、少なくとも1冊は本をキッチリ読ませることで、その証拠として、感想文を書いて提出しろということなのだろう。だから、娘さんよ、少なくとも、何人かの先生は読んでくれるはずやで(^_^;

中学生娘「誰かが書いた感想なんて……」 読書感想文を書くのが嫌すぎる女の子が母に放った言葉が衝撃的
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7092428

まあ、私も、読書感想文はあまり好きではなかった。課題図書は一応あったと思うけど、基本、何を読んでもよかったように思う。どんな本を読んで感想を書いていたかなんて、ほとんど覚えていないが、1冊は何となく、1冊は完全に覚えている。

「何となく」の1冊は、小林信彦さんの「オヨヨ」シリーズのどれか。6冊ぐらいあって、どれだったかまでは覚えていないのだが。「オヨヨ」がタイトルに付いた本を読んで感想文書いてたな〜というのは、何故か明確に覚えている。でも、何故その本を選んだのかは、自分でも謎のままである(^_^;

「完全に」は、中学3年生のときに読んだ、宮脇俊三さんの「時刻表2万キロ」だ。宮脇さんが国鉄全線を乗り潰す過程を書いた紀行文で、中学校に入学して本格的に「乗り鉄」になった私にとっては、バイブルのような本だった(^_^;大好きなジャンルの著書については、好きではなかったはずの感想文も楽しく書くことができた。

そのせいだろうか、思わぬ結果が生まれた。秋になって、朝礼で突然名前を呼ばれた。市の読書感想文コンクールで佳作になり、表彰状をもらえたのだ。コンクールなんて自分でエントリーしたつもりはなかったので、宿題で提出した感想文が、自動的に学校から市のコンクールにエントリーされるようになっていたのかもしれない。

スポーツは全然だったし、絵とか習字とかで特に得意なことがあった訳ではなかったので、表彰状なんてもらったことは、それまでなかった。だから、ハッキリ覚えている。これがきっかけで、文章を書くことが好きになり、22年後に優駿エッセイ賞に初挑戦して佳作をいただく遠因になったのだと思っている。
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