大河ドラマ観るヒトって、歴史好きってイメージがあります。コレって偏見ですかね???恥ずかしながら、儂はその方面はそれほどでもなかったりして・・・。
にも関わらず、今年は毎週欠かさず観てますよ。だって、脚本があの方だから。思い返せばこの方、1作目ではかなり物議を醸していましたね。でも、あれにいろいろ言って来たのも、やっぱり歴史好きでしょ。曰く、史実と違うって点を、無暗に衝いてきてた気がします。もっとも、こんなに叩かれたのも、ある意味今ではいい時代の思い出なのかもしれません。だって、2022年では、あの時ほど、TV観てるヒトはいないから。時代があの方のホンにやっと追いついたってのもあるかもしれないけど、全体のパイが減ってるからって悲しい現実も少なからずあるのかなとも思います。
で、あの方のシナリオは、あて書きが多いと聞きます。あて書きってのは、ある役をある役者に演じてもらうコトを想定して、動きやセリフを考えるコト。このヒトなら、こんなコトできるるなとか、こんなコト言わせたらオモシロいなとか。ここら辺、儂はEllingtonみたい。なんて思ってしまいます。Duke Ellingtonも、バンド・メンバーがこんなコトできるってのを、アレンジに盛り込んでいました。メンバーが変わると、新入りに同じコトやらせるってのがフツーの発想だと思うんだけど、Ellington新しいヒトを活かした編曲に変えちゃうんです。スゴいよね。ま、バンドは自分の楽器だと言ってたそうですからね。
ハナシ戻って。今回のドラマにも、あの方のあの劇団の団員だった俳優が、たくさん出ています。例えば、土肥のあのヒトとか、善児のあのヒトととか。案外、重要な役を振ってるんですよね。やっぱり、昔の仲間は信頼がおけるのでしょうか。そして、昨夜。儂が常々思ってたコトを、さらっと言ってくれちゃうシーンがありました。それは、倉庫で年貢のチェックをしてる方が向いてるって言ってた泰時が、いつの間にかすっかり変わってしまってたコトを、「お前、悪い顔になったな」って。悪い顔になったこと自体はとても悲しいけど、それを指摘してくれたので、なんだかスッキリしました。しかも、それをしたのが運慶のあのヒトだったし。
東京サンシャインボーイズの舞台中継を、�爛織ぅ肇詛磴き瓩粘僂討靴泙ぁ△修譴�らうっすら気に留めるように儂でさえ、昨夜のあの場面はグッと来てしまいました。
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