パウエルＦＲＢ議長の８分間スピーチで10.7兆円が吹き飛ぶ

パウエル氏の８分間、米資産家は10.7兆円失う−ベゾス氏やマスク氏も
Brian Chappatta
2022年8月27日 17:33 JST

ベゾス氏が最も多い68億ドル資産を減らし、マスク氏も55億ドル失う
バフェット氏は27億ドル、ビル・ゲイツ氏は22億ドルそれぞれ失った

米ワイオミング州ジャクソンホールでカンザスシティー連銀が主催した年次シンポジウムで、パウエル米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）議長が26日にわずか８分間のスピーチを行った結果、相場の急落を招き、米国の最富裕層の資産が780億ドル（約10兆7300億円）目減りした。

　　ブルームバーグ ビリオネア指数によれば、米アマゾン・ドット・コムの共同創業者ジェフ・ベゾス氏が最も多い68億ドル減らし、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）の資産額は55億ドル、著名投資家のウォーレン・バフェット氏は27億ドル、米マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏は22億ドルそれぞれ減った。

　グーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン氏の資産額は1000億ドルを割り込んだ。

　　パウエル議長はインフレ抑制に向け、今後も利上げを継続し、しばらく高止まりさせる可能性が高いと発言した。米連邦準備制度が積極的な金融引き締めから間もなく方向転換するという臆測により、米株の最近の反発が誘われた状況を押し戻す意図も見て取れる。

　　26日の米株市場では、Ｓ＆Ｐ500種株価指数が3.4％安、マイクロソフトやアマゾン、テスラ、アルファベットなどハイテク銘柄中心のナスダック100指数も4.1％安で終了した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-27/RH9FR5T0G1L001
＞米連邦準備制度が積極的な金融引き締めから間もなく方向転換するという臆測により、米株の最近の反発が誘われた状況を押し戻す意図も見て取れる。

これで金利が上昇し、成長株であるハイテク株が世界的規模で打撃を受けるでしょう。
最も被害を受けるのは、高性能半導体の供給を止めた欧米に対抗して自国開発を進めようとしている中共です。
世界中の投資家が中共ハイテク株だけを優遇する訳もありませんからw

中共と深く関わっている投資家さんは、さっさと中共株を手放した方が良いでしょう。
孫正義氏は機を見るに敏w