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2022年08月23日16:43

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米国が対ロ制裁の抜け穴封じを強化するも効果は遅効^^;

米、対ロ制裁の抜け穴封じを強化 中印に協力要請へ
By Ian Talley
2022 年 8 月 23 日 01:55 JST

 【ワシントン】米国はロシア経済を対象とした制裁措置の実効性確保に向けた取り組みを強化している。制裁の抜け穴封じや、抜け道を提供する個人・企業の取り締まりを進めるほか、中国やインドなどには制裁の効果が上がるよう協力を求める考えだ。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受け、米国は大規模な経済制裁を科した。現在は制裁の第2段階にあると米政権当局者らは認識しており、欧州はロシアから大量の石油と天然ガスを購入を続けているものの、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が戦争遂行のために頼っている収入や輸入の手段を断つことを目標に据える。

 米国はロシアの外貨確保を支える外国銀行や暗号資産(仮想通貨)プラットフォームを標的とみている。さらに、制裁対象となっているオリガルヒ(新興財閥)の銀行口座や事業資産の差し押さえ、ロシアへの輸出規制違反が発覚した外国企業の処罰なども進める。中国やインドなど、西側の経済制裁に同調しない国に対しては、ロシア向けの資金や輸出を抑制するよう促す。

 米政府の目標について、ウォーリー・アディエモ財務副長官は安全保障に関する会合で先月、「ウクライナの自衛力を引き上げ、ロシアの戦争遂行能力を低下させる」ことなどを挙げた。

 米国と同盟国は2月下旬から3月にかけ、ロシアの資産や大手金融機関などを対象とした広範囲にわたる制裁措置を発表。ただ、ロシアが販売を続ける大量の石油や天然ガスは制裁の影響をほとんど受けておらず、ロシアのエネルギー輸出に依存する西側諸国の資金が実質的にロシアの戦争継続と経済を下支えしている格好になっている。

 アナリストの間には、制裁の実効性を高める取り組みには意義があるものの、ウクライナ侵攻を巡る抑止効果は限定的との見方もある。「プーチンがウクライナで戦争を継続しようとする判断には影響を与えず、今後も影響しない」。ウクライナと北大西洋条約機構(NATO)の元米大使で、現在は米シンクタンクで研究員を務めるカート・ボルカー氏はこう語る。

 米政府関係者らは、ロシアへの経済圧力を強める戦略がすぐに目的を達成するとの考えは当初からなく、制裁の効果が上がるまでには時間がかかるとの見方を示す。
https://jp.wsj.com/articles/u-s-steps-up-enforcement-of-its-long-list-of-russia-sanctions-11661187240
>ロシアが販売を続ける大量の石油や天然ガスは制裁の影響をほとんど受けておらず、ロシアのエネルギー輸出に依存する西側諸国の資金が実質的にロシアの戦争継続と経済を下支えしている格好になっている。

中印はロシア産エネルギー資源に依存している事もあって、協力を要請しても無理でしょう。
経済制裁がゆっくり進むのなら、むしろ、中共包囲網にロシアを加えて腰を据えて封鎖したほうが良いのでは。

脱原発を一旦中止して、ロシア産エネルギーへの依存を減らしていく様に方針転換するのには、日本も含め時間が必要です^^;
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