誰よりも無信心

■副大臣・政務官も接点続々＝旧統一教会問題で自民議員
(時事通信社 - 08月13日 08:01)
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恐らく、安部元総理が、射殺されなかったら、ここ迄、旧統一教会と自民党国会議員の癒着振りが、国民に明らかに可視化されなかったかもな。

てか、岸田総理や自民党が慎重に選んで組閣しても、これだけ関係した議員多いってのは、異常極まりねーよな。副大臣や政務官で、こんだけ居れば、議員秘書や後援会関係者迄含んだら。物凄え人数だったりして。

昨日だが、旧統一教会の、安部元総理の葬式だか何だかよく判らねー儀式、TVで流れてたけど、トランプ前大統領迄、弔辞だか自己アピールだか不明なスピーチ寄せてて、流石に唖然として、「国葬？あ、連中に勝手にやらせやがれ」と、ふと思い、晩酌の酒が不味く為ったけどな。

そー云えばトランプも、後援団体に、キリスト教原理主義者が居るしね。

実は所謂「極右」と称される政治家と、この手のカルト教団は、共通項が多く、繋がり易い。

曰く、徹頭徹尾「男尊女卑」で、個人より家を優先し、その延長上に天皇やキリストだのの「親的な信仰」を求め、同性愛や性的マイノリティは嫌悪。女性には母性を求め、子供を沢山産むのを奨励するが、女性の人権意識には希薄。

政治信条的には、自称保守で愛国者だが、共産主義と社会主義の区別が付かず、またその違いを、他者に明確に説明も出来ねーのだが、共産党や共産主義者は、問答無用で、憎悪と攻撃の対象と為る。

どっちも、その権力の頂点に近付く程、「二枚舌で強欲な輩の割合が、急激に増加」する。末端には清貧と自己責任論を説き、極限迄の自己犠牲を強い、上層部はその埒外に居ても平気だ。

そして、双方共に、家族の助け合いの大切さを訴えるが、理由は「上層部の経済活動の継続の為」だったりする。要は「本音は、カネ儲け」なんだよ。

唯一の違いは、教団はその家族の誰かを洗脳して、その家族の資産を根こそぎ略奪して、結果的にその家族を崩壊や離散に追い込むが、極右政治家は、経済団体や財閥の献金に簡単に買収されて、国民の希望よりもロビイストのアドバイスを最優先させる為、結果として、「家族の大切さ」を説きながら、不安定な非正規就労や有利子学資ローンを社会に蔓延させ、「家族すら持てず、持っても維持出来ねえ、相対的貧困に陥った個人を爆発的に量産させる」だがな。

俺なんざ、「サタンで有る共産主義者と戦う、半島発のキリスト教」と、嘗ての「神道ってなローカル宗教を、国家神道にし、天皇を現人神と呼んで、アジアを植民地化しよーとした、どっかの国」と、ドコが違うんだろーかと。

そー云えば、安部元総理も、旧統一教会だけでねーで、日本会議のメンバーだったそうな。自民や維新の政治家って、宗教幾つ掛け持ちしてんだろ？恐らく、当人が「どれも信じてねーから、可能」だったりしてな。