私の名前はまい。私は電車に乗るのが好き。ほどほどに空いてる電車に乗ると、私は人間観察をする。だいたい、携帯をいじってる人が多いけど、読書をしたり、仮眠をしたり、中にはパソコンを使ってる人までいて、不思議な気持ちでみんなを見ている。私のように、人間観察してる人もたまにいるけど。私は手が好きだ。フェチかもしれない。私のタイプな手を見ると、口に入れて舐めたり、私の身体を触ってほしくなる。いろいろな人がいるように、手もいろいろある。ゴツゴツしてたり、指が細かったり、血管が浮き出てたり、だいたいそういうのが好き。はじめて、電車で痴漢されたのは、高校の時だった。まだ処女だったのに私はすごく感じてしまった。そして、嫌じゃなかった。またされたいな、って気持ちはあるけど、犯罪だから、なかなか。だから、私はたまに混んでる電車に乗る。そのときはノーパン、ノーブラで、おもいっきりミニをはいて、乳首が立ちっぱなしだけど、感じてしまう。そして痴漢されたら、そのまま、もっと気持ち良くなりたくて、誘ってしまう。今の彼氏もそういうふうに始まった。
初めて会ったときのことを聞くと、まいは、すごくエロかったよ。俺はラッキーだと思った。これからも痴漢されたい？うん。
それならまいの願いを叶えてあげるよ。
私はドキドキして、期待してしまいました。
続く。
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