あの日のあと、彼とは時々すれ違ったり、買い物先であったりしました。部屋に行くことはなかったのに、ある日、彼が突然やって来て、話しがあるとのこと。とりあえず部屋に上げると。けいこさん。この前は、気持ちが先ばっしってしまったけど、俺はあなたが好きです。この前は言えなかったから。それから、俺は、あなたを調教したいと思ってます。けいこさんにはMの素質があると思う。この前そう感じたんです。けいこさんが嫌なことはしないから、調教していいですか？調教って何をするの？そうですね。いろいろあるけど、普段では味わえないことかな。自分を解放したり。少し考えさせて。わかった。決まったら俺の部屋に来て。待ってるから。私はその言葉を聞いたら、もう調教されたくなってました。彼のこと何も知らないけど、彼の言葉に嘘はなかったから。次の日、私は彼の部屋を訪れると、彼が、来てくれて嬉しいよ。ここに来たってことは調教されても良いんだね。私は黙って頷きました。
続く。
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