mixiユーザー(id:4367094)

2022年08月05日09:28

43 view

サタン

昔 私が浪人をしている頃だったから1973年の
暮れあたりかな?

高校の同級生から突然電話がかかってきた。

「いいステレオがあるから聞きに来ない?」
当時、いい音に飢えていたんで、1も2もなく
「いいねえ」

同級生2人と 北千住付近で待ち合わせて
ある建物に入った

すると 中の人が全員、私たちに向かって「お帰りなさい」
同級生は「ただいま」と
当然 違和感感じるわな

すると中年(もっと若かったかな)の女性が出てきて、
4人一緒の部屋に入った

そして、中で座るやいなや、女性が手を合わせて

「お父様。本日は多咲さんという素晴らしい方がお見えになりました。
この素晴らしい出会いを導いてくださったお父様、本当にありがとうございました」

その時 ここがどこだか理解した

そしていきなり聖書の講義が始まる

おいおいおいおい

同級生の顔を立てて しばらく 黙って聞いていた

「お父様 今日は多咲さんに私のつたない講義を聴いていただきました。お父様本当にありがとうございました」

「多咲さんまた来てくださいね」

そこでサニー多咲が爆発

「バカ言わないでよ。俺聖書なんてまったく興味ない。
だいたいさ〜。
こんな2000年も昔の人間が書いた書物、
なんで一字一句信じるわけ?
この世界がこの世界がって、こんなの中近東の当時の人間が
知ってる範囲の世界じゃんよ。
インドは?日本人は?中国人は?1人も出てこないじゃん。」

だいたいさ〜俺のオヤジ共産党員だぜ(これ本当)」

と言った途端に相手の態度も変わり、
もう来なくていいのノリになってきた
なんたってサタンだから。幸いにも。

無事に帰れましたよ。
その後、二度とお誘いはなかった

ただ その後 高校の同級生2人とは一度も会ってない

聞いた話だと2人とも家を飛び出して行方不明だとか
集団結婚式に参加したかどうかは聞いてません
7 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する