8月1日の日記

あれは14年と9ヶ月前だった。
母「犬買った」
また？
先代の純は１年前に眠り、ペットショップに行ったとき一目惚れだったらしい。
パピヨンらしい。
プティ、それが名前。
かわいい、という意味だ。
その頃は色々することがあったため、年末の時期に帰りました。
小さいし小柄だ。
白と茶色のパピヨン。
割と人に良く、人に懐かしい。
餌はペットフードとおやつを貰い、檻に夜は入っていました。
「なかなか賢いね」
「でも去勢したけどね」
はい……。
見ると球が1個だけ。
こんなに可愛いのに。
「きゃんきゃん」
足に掛かり、腰振っているのに。
これがその犬との出会いでした。