死ぬ迄にやりたいこと。その２
北アルプス連峰にある槍ヶ岳。
ここに登ってみたい。ずいぶん前からそう思っていた。
仕事の関係で富山にいる業者さんが毎年夏になると２週間の長期休暇を申請する。
聞くと登山が好きで毎年夏は山小屋のボランティアで山に籠るのだという。
緊急連絡先はGPS回線だったか、携帯は通じないと言ってた。
山に関しては素人なので場所やどんなことをするのかも聞いてはいないが・・
ワシも登山は趣味じゃないけど嫌いではないし、過去に登山の経験もある。
富士山
四国の石鎚山、剣山、三嶺、横倉山、工石山、
上高地
ほとんどが学生時代に四国の山に登っただけ
社会人になって上高地を散歩したり、富士山日帰り登山はした。
これだけなので装備品なんて何もありません。
当時はジーパンにスニーカーでしたから、、
趣味ではなかったのだが、いつからか槍ヶ岳に魅了されてしまった。
たぶん、どこかで山の写真を見たからだと思う。
山の写真を見てどこの何ていう山かを当てるのは相当なマニアでしょう。
誰でもわかるのは富士山くらいじゃないだろうか？、
でも、槍ヶ岳だけは別格。見ればすぐに判る独特な尖った山です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%8D%E3%83%B6%E5%B2%B3
ウィキペディアにもあるように一度は登りたいとあこがれる山。それが槍ヶ岳です。
そう、まさしくワシもベタベタな人間だったのです。
それと四国にある西日本一の山、石鎚山とも尖がったところが少し似ているのです。
https://ishizuchisankei.com/spot/spot01/
この5年くらい、誰かと山の話になれば槍ヶ岳の話を必ずしたものでした。
47都道府県制覇をしたので次は槍ヶ岳登頂が目標になります。
6月中頃に計画をするようになりました。
そして7/11をターゲットにして準備開始
槍ヶ岳はワシには日帰りは無理なので槍ヶ岳小屋に予約を入れた。
月曜日にしたのは富山にいるひとから日曜から月曜に登るといいよと聞いてたから
たぶん、そのタイミングが空いているのでしょう。
教えを守り月曜の登頂にしました。
それからの２週間
いろんな小物を買い進める。
防寒着、雨具、帽子、グローブ、救急キット、ヘッドランプ、コップ、ナイフ、
コンパス、軽食類、山岳地図、・・・
とにかく、登山は今回が最初で最後。一発勝負のアルプス登頂です。
100均ショップを中心に中古ショップやブックオフ、機能より価格重視
安く抑えようとしたのだが、、これが後で大きな負担になるとも知らず・・・
7/9 槍ヶ岳の天候を調べると下り坂です。どうしょうか悩む。
山の天気は変わりやすい。それに・・ワシはガラケーなので、、
一旦、自宅を出たら戻るまで見たものだけが判断材料です。
週刊天気を見てもずっと悪いみたいだ。
それでなくても日本各地で大雨が降ったりしてて不安定な天候です。
でも、ひょっとして槍ヶ岳山頂にいけば雲の上？、なら雨は降らないかも・・
日延べするつもりで山小屋に連絡。予約を7/25に繰り延べしてもらう。
ついでに槍ヶ岳は雨降りますか？って聞いたら、、
「普通に雨降るし、雷も鳴るよ」って言われた。そうなのか・・
２週間伸びたので準備する時間もできた。
7/23最後の天気予報チェック
初日は晴れだが火曜から下り坂です。うーん、、絶対晴れなんてないだろうから、
行くことに決める。
7/24 06：00自宅を出発。新穂高温泉を目指す。
順調にドライブ。午後２時半、新穂高のパーキングに到着。
時間があるので明日の準備として穂高平小屋まで歩いてみる。
今夜は車中泊です。天気は晴れ。夜は森に囲まれた小さな空に満点の星が・・
日程は右俣林道コースで登頂、槍ヶ岳小屋で宿泊。
翌双六小屋経由、左俣林道コースで下山して新穂高に戻る予定。
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