自己認識がサハであれ、右派であれ、国粋であれ、国際派であれ、日本で出世して管理業務まで上り詰めたインテリと話すと、いつも、彼らは、日本での環境の危機を解決する道は、科学や諸知見を総動員した対策であるとは言わず、なぜか、不思議なことに口を揃えて、「日本は人口が多すぎる。今の人口の半分が適正だ」と言い始めて、私は面食らう。
つまり、日本は小さい国だから、余計な野心は持たないで、身分相応に、今の人口を減らすことが食糧危機、環境危機のなかで日本が生き残る道だというのだ。
そう考えると日本が子育て支援を一切使用としなかったこの70年が彼らの意向に沿ったモノだと言うことが見えてくる。
他方で、いわゆる大国、ロシアとか、フランス帝国とかでは人口減少は深刻な問題だと認識され、それぞれに色々な対策を取っているし、そもそも移民国家のアメリカは人口減少の危機は移民制限を緩めれば良いので気楽なモノである。
アメリカイギリスなどのアングロサクソン同盟にうまく瞞された中国共産党は内乱を防ぐためもあって、一人っ子政策に邁進したが、インドに人口が抜かれるということに帝国として危機感を感じたのか、漢民族に関しては一人っ子政策を撤回している。
日本はいつまで自滅政策を採り続けるのか。
これは左翼右翼、の問題ではなく、日本のエリート全体が洗脳された問題だと私には思えるのだが。
■ＢＡ．５拡大、ワクチン効果減＝コロナ感染者、急増続く恐れ
(時事通信社 - 07月17日 07:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7037457
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