昔 福岡ドームの 屋根鉄骨を支えている仮ベントを 屋根ができてから ジャッキーダウンして ベントを撤去すると 可動屋根根本の稼働台車に予想外の荷重がかかり
計測した所 稼働台車と屋根鉄骨の接続ピンが変形してる可能性が出てきた
それで計測された荷重でも耐えられる接続ピンに交換する事になったのだが
大工事になった 稼働台車とレールさらに その周りのコンクリートの躯体
重機が入らないので 全部人海戦術 沢山の重くて手製の油圧ジャッキと 噛ませ治具
で あの巨大な屋根鉄骨の荷重を支えた精鋭部隊は正にヒーローだった
彼らは一人で100kgを越える接続ピンを持ち上げて 大ハンマーで 接続部を
叩き入れた 勿論 ピンが破損したり変形しない様に 保護しながら
彼らの正体をきくと 潜水艦や世界中の船の巨大なエンジンを何台も修理してきた
エキスパートだった 彼らがあの交換をやってくれたから 無事に今も
福岡ドーム可動屋根は動いているあれから30年 もう かなり記憶が薄れてて
忘れかけているけど…
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