米国の対日政策の根幹が「反共化・日本再軍備化」に転換した。
このミッションを負ったのが戦犯容疑者から解放された岸信介氏だった。
1968年、統一教会の創設者・文鮮明が岸信介の協力を得て、反共産主義政治団体「国際勝共連合」を日本に設立。
韓国、日本を反共の防波堤にすることが米国の極東政策の根幹に据えられたなかで、「勝共連合」こそ米国の対極東戦略の根幹に関わる存在になった。
安倍晋三氏の銃殺事件を契機にこの問題に光が当てられることになった。
日本の反共・対米隷属政治を堅持するために米国が最大の力を注いでいるのが反共キャンペーンであり、これを実践して野党弱体化の成果を上げているのが連合六産別である。
今回選挙結果はCIAの戦略が見事に軌道に乗ったことを象徴している。
しかし、好事魔多しという。
CIA戦略そのものともいえる「勝共連合」と自民党清和政策研究会との関係性に光が当てられることは彼らにとっての最大の脅威である。
パンドラの箱が開いたといえる状況だ。
逆コース・勝共連合・岸安倍清和会
植草一秀氏ブログ「知られざる真実」
https://www.data-max.co.jp/article/48414
ログインしてコメントを確認・投稿する