人の一番の敵はやはり時間だと思う
お金か時間か、でもやはり追われるのは時間との戦いだ
65歳男性「気が付けば…仕事一筋で、妻や子供と過ごす時間をないがしろにしていた…」
これは人の常だ、反対に家族を大事にするほど仕事が出来なくなる、頑張ってるのに一つしか取れなく、その選んだ一つ以外は全てが投げ出される
時間ほど残酷なものはない
若い頃、実家でフェレットが飼われていた
すごく可愛かったのだが、当時から多趣味な自分はそっちを優先するあまり、家の廊下を歩く時にはち会った時くらいしか触ったり構えなかった
あんなに可愛いフェレットちゃんともっと遊んどくんだった
でもそうしたらそうしたで趣味の時間がみるみる無くなる
二つに一つだ、否が応でもどちらかを棄て、一つを選ばなければならない
テレビは一回過ぎたら終わりだからつい見ちゃう
けど途中で友達から電話が掛かってきたらどちらを取るか
テレビを取れば友達とのかけがけのない時間、交流の経験、思い出、そして断り続ければ次第に来なくなってもくる、そういう機会を全て無くしていく事になる
しかし友達を取ればテレビが消える
天秤にかけていくしかないのか?
でも天秤にかけてもどうしても選べないとしたら?
やがてその判断の連続も嫌になってくる
人間には時間が無さ過ぎる
全ての生き物で最大に寿命が長いというのにこのざまである
精神と時の部屋に入ったって結局寿命の長さに変わりはない
家族を取るか、仕事を取るか、はたまた趣味を取るか
どれを取っても他が全て潰れる、これが人生だ…
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