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2022年07月11日10:02

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安部元総理銃撃事件に思う

https://www.facebook.com/ossama104/   転載

今回の狙撃事件についての警備に夜9時のNHKニュースに登場のセキュリテイ専門家のコメントは、甘さがあったのではないかとあった。
朝一番の報道では安倍元総理の背後には聴衆が入れないようにしていたと伝えられたが、夜9時のそのニュース映像では、ショルダーバッグを肩に掛け安倍元総理の背後に佇む犯人の姿がある。報道のいい加減さに驚くが、その映像からは距離的にそれほど離れているように見えず、しかもその人物をウオッチしているSPらしき人物や警察官、私服警官の姿もあたりに映っていないから、要人警備の体制としては素人目にも随分いい加減だと思わざるを得ない。その専門家の説明では通常、演説会場周辺のビルの階段、窓などのチェックは厳重にされるというが、地上で演説している元総理のすぐそばで目を光らせている人物の姿が映像で見る限りないのだから、警察庁が警備体制が万全だったか検証をすると言ったって、検証するまでもない失態というべきだ。
更に今回の事件で思い出すことがある。それは安部元総理が総理当時、同じ選挙応援で北海道のある駅前で演説中に起こった
聴衆排除事件だ。その聴衆とは 応援演説中の安部総理にヤジを飛ばした若い男性と中年と思われる女性で、ヤジを飛ばした直後、私服警官が複数現れ彼らを演説している安倍総理の場所から遠く離れた場所まで移動させる事件だった。その事件は,たまたま視た民放のドキュメンタリーの映像で知った事件だったが、警察は、安倍総理に危害が加えられる恐れがあったと回答。
それぞれ別にヤジっただけの嫌がる両名が、無理やり両脇を抱えられ連れられて行く映像に異様さを感じた覚えがあるが、間もなく言論の自由を争点にした裁判の場に
持ち込まれた。
そして去年だったと思うが裁判所の裁定が下り警官のとった行動は憲法違反、排除は行き過ぎと警察側を断罪、さすが裁判所はまだ健全といえると思ったものだ。
その事例と考え合わせてみると、警察は焦点とすべき不審人物の捉え方がはっきりと定まっていないのではないかと
疑いたくなる。全く無害のヤジった人物を危険と判断した私服警官が存在した事は、
警察内部でそのような教育がされているからと思わせるが、肩にショルダーを掛けた人物が演説者の傍にいたら不審人物と疑えという教育だって当然行われているとも思うのに、誰一人現場で犯人に近寄っていく姿はない。
🤍🤍🤍しかも、一発目の銃声が聞こえた時、煙も立ち上がったのだから犯人を直ちに銃撃することだって出来たはずなのに安部元総理が銃声の方向に振り向いた直後、不幸にも2発目が胸(後に肩付近と判明)に打ち込まれてしまい致命傷になった。
もう少し厳重な警備が敷かれていれば、失われずともよかった元総理の命が助かったと思うと、阿部氏とご家族が気の毒でならない。警備の不行き届きの責任は警察庁が負うべきだろう。不測の事態に備えたチェックリストの見直しも絶対に必要だ。
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