人助けは簡単ではない
艱難辛苦の最中に居る人は、人の事をおもう余裕はない
自分を立たせるのに必死なのだ
私にも経験がある。
自分に余裕がない時、同じような境遇ではないけれど
苦境に立っている知人の願いを叶えることができなかった
今でも、その事が心に引っかかってはいるけれど
致し方ない
時間を巻き戻すことはできない、あの時に戻ることはできない
自分が必死で生きている時は、自分を守る事しか意識はいかない
そのお守り、自分を守るための手段を手放せない
仕事として人助けの範疇になるカウンセリングなど
本当はかなり危険を伴う
人は単純ではなく、色々な鎧を着て、たくさんの仮面をつけている
それが年を重ねていればいるほど、戦術として身につけている
苦難を経験している人ほど、その鎧は重く、仮面も厚い
結局のところ、本人が自ら一枚ずつ仮面を外し、一枚ずつ脱いでいく
それしか人生を好転させる方法はない
風と太陽と同じ
無理に操作しようとしても、逆の結果が待っている
寄り添い、自ら動き出すのを見つめる
そして、動き出したら加速させる時に適度な手助けで十分
ログインしてコメントを確認・投稿する