青森県と山形県に行ってみたい。
そう思って東北弾丸ツアーを企画したのだが、同時に行きたい場所が東北にあった。
現在の愛車を購入したのが2007年の２月だったと記憶
会社のリストラも一段落し比較的平穏な生活に戻っていました。
前の車も１２年経過してボディーのガタも気になっていたところに
モデルチェンジしてV36が誕生したのでした。
当時、日産社はまったくのノーマーク。それに強い買い替え意欲も無かった。
でもV36は惹かれるものがありました。
そろそろ走りを謳う車は無くなっていくかもしれない。。
当時の世相も「地球温暖化」「エコ」がキーワードでした。
そんな中に走るトキメキをアピールして発表されたのがV36。
セダンでFR駆動、V6で7000回転まで回るエンジン、
携帯電話やネットとリンクできるブルートゥース対応のナビ
25センチをドアに搭載し、スーパーウーファーも装備、
CFカードでメモリーオーディオに対応したナビ。
キーレスでボタン式のエンジン始動。
基本スペックもだが、新しい機能のどれにも刺さるものがありました。
日産はインパネがずっとオレンジ系のアーバン照明だったが、白の照明に
変ったのも嬉しい変更だった。
ボディーが大きくて重量もけっこうあるし、5速オートマなのが気になったけど、
カタログを見るたびにどんどん購買意欲が湧いたのでした。
メーカーとしての限界もあるだろうが、使えるリソースを使ってできることを全部やった
そんな風に思えたのでした。頑張れニッサンです。
最初に見たカタログはソフトフォーカスで穏やかな景色が主体の
ソフィスティケートされたものでした。なんか違うなー
「スカイラインのすべて」新車紹介雑誌を買って勉強した。
そのあとにカタログが大きくイメチェンして走りを主張。
全国のスカイラインを紹介、その中でスカイラインで撮影した画像で
カタログが埋まり、走りをアピール。
それを見ながらいつかカタログにあるスカイラインをV36スカイラインで走りたい。
そう思ったのでした。
カタログで知った東北にあるスカイラインは2か所。
福島の磐梯吾妻スカイライン、そして青森の津軽岩木スカイラインです。
この２か所は走ってみたい。この旅行で行かないともう機会がないだろう・・
V36ではできていませんが、
これまでバイクやマイカー、営業車も含めたらすべてのスカイラインを走破した。
残る最後の２つを今回の旅行で達成できました。
企画やコンセプトに一貫性が無く、市場や社内事情でコロコロ変わるのは
ニッサンの十八番というか、、社風ですが、
V36スカイランが誕生した時は、前モデルのV35がアメリカでヒットし、
リーマンショック前の好景気もあってモデルチェンジへの投資や意欲が高かった。
そうした背景が前のめりに働いたのだと思う。
そのこともあってZ34フェアレディーZも誕生できたのだと思います。
リーマンショック。
製造メーカーに与えたダメージは計り知れないくらい大きく
ニッサンも投資をしなくなり、国内のシェアは軽自動車だけになってしまった。
リーマンショックではリストラが吹き荒れてどうなるかと思ったが、
会社も何とか持ち直した。給与や賞与カットで車を手放そうと思ったこともあったが、
生活を切り詰めて何とか食いしのいだ３年間を過ごす。
今思えば耐えて良かったと思う。
おかげで充実したカーライフが続いているし、
倹約せざるを得ない状況の中で、禁煙もできたし酒も控えた。
自炊をするようになって、お茶も作って持ち歩くようになる。
悪く言えば貧乏くさい生活になったが、周りを気にすることも無くなった。
社会人になったころは手取り７万円で生活してたから貧乏には耐久力ある。
結果的にもいいタイミングで買い替えができたと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する