源範頼
知略66武力68優雅51勇名30菩提72加護79無常36弓術69 貴種
いわゆる蒲殿。「義経に劣る凡将」「頼朝が信頼した真の実力者」、人によって評価は分かれるけれど、ステータスを見る限り、このゲームにおいては凡将という評価になるだろうか。範頼と義経のどっちが有能かなんて、パットンとアイゼンハワーを比べるようなものなので、あまり意味のある評論とは思わないけれど。
頼朝への報告の書状が多く残っていることから「兄に忠実な律義者」というイメージが強いのだけれども、吾妻鏡では気性が荒いかのような一文が残されている。吾妻鏡は北条氏視点なので、範頼をことさら悪く書いてある可能性は否定できないのだけれども、忠実な律義者と気性の荒さは両立できる属性ではある。実例は張飛。
「蒲殿が粛清されていなければ、藩屏として頼家や実朝を守ったはずで、頼朝の子孫は滅びなかった」みたいな論議。そういう可能性も確かにあるだろう。
しかし、蒲殿の養父である藤原範季は、娘や姪(※土御門通親の娘)を後鳥羽天皇に嫁がせていて、そのどちらも男子を産み、後に天皇に即位している。範頼が粛清されずに生き残っていたとして、史実通り後鳥羽天皇が決起した場合、京都と鎌倉のどちらについただろうか。親類だったわけでもないのに、実の息子と別け隔てなく育ててくれた範季への恩は、そうそう忘れられるものとは思えない。
また蒲殿の妻は、安達盛長と比企尼の長女との間に生まれた娘。比企と北条の争いにも必ず巻き込まれていただろうと。
もっとも、先の日記で書いた通り、盛長の嫡男つまり蒲殿の義兄弟となる景盛は、比企ではなく北条側についている。蒲殿もどっちに付いたかまでは分からない。
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