この日は、小松原沙織さんと平井ミエさんの共同企画ツーマン「ふたりの夜間飛行」へ。3年ぶり10回目ということで、腐れ縁となっている2人ですが、真逆なようで似たもの同士という上手い具合にハマる感じがいいのでしょうねぇ。
まず小松原沙織さんは、有観客ライブが2年2ヶ月ぶりということで緊張しまくりの可愛いところを見せつつ、家族が出来たことでまた違った雰囲気を醸し出すようになったライブでしたね。平井さん曰わく小松原さんは童心を持ち続ける人ということで、オシャレコードでカバーする童謡が妙にサマになるのもそういうことかと思いつつ、男はつらいよのカバーがハマるのもそういうことなのかなと。
そして、インパクトある曲が多いから、そこまで目立たないけど、小松原さんの歌は社会派なところが本質だったりするから、この状況下で作られた曲はやはり、今の社会に対してのメッセージを込めた曲で、静かにグッと迫りきましたね。
次に平井ミエさんは産休前ということで、ピアノを弾くのにお腹が邪魔なくらいでありましたが、歌そのものは変わらず安定の宇宙でカッコいいですね。本人曰わく幼少の頃から童心なんぞ無かったということで、初期の頃から浮遊感のある壮大な歌でありましたが、ここ最近の曲は、さらに悟りすら感じるほどの哲学の歌に、まさに圧倒されましたね。配信では見ていたから、そこまで久しぶり感は無かったけど、ライブならではのサウンドの宇宙に包み込まれる感じは、たまらなかったですね。
そして、小松原さんと平井さんのコラボもたっぷりでしたが、それぞれの宇宙は全く違うものがベースであるけど、音が合わさった時の美しさは、この2人ならではであるのですよね。
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