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2022年06月07日03:37

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2022/06/03 学習記録

■■【 学習記録フォーマット 】■■
  
【 名前: 萩原 隆司( 初参加日: 2021年1月16日 ) 】
 ≪ビジョン(人生で実現させる大目標 )≫
 ✿自分が起こした事業で、周りに良い影響を与える
 ≪中期目標(3〜5年の具体的な達成目標)≫
 (起業までに)
 ✿1,仕事を通じ、アフリカでの国際援助を実現する
 ✿1-1:過去のODAで作成した井戸+手押しポンプの現場を、ソーラーによる電動化の案件として立案し、ODAとしてプロジェクト化し会社に貢献する(予算取りまで含む)
 
 ✿2,2024年以前にビールの醸造を行う会社を起業し、ブリューパブ(お酒を飲む場所)をビール工場に併設する
 ✿2-1,醸造免許の取得申請が2024年中。間に合えば2024年中に醸造開始。

❶❷海外渡航中は一旦おやすみ
❸自由欄

ベツレヘムに一泊して、朝に残りの観光地を回っていました。

イエスキリストが生まれたとされる場所に生誕教会があります。
ベツレヘムもキリスト教徒にとっては一つの聖地で、宿からローカルバスに乗っていってきました。

あまり外人と出会ってなかったのですが、教会にくるとベツレヘムの中心地から少し離れているにもかかわらず、100人近くの外国人がいました。
ほとんどの人が、教会のメインの場所(って言うのかな?)の前を通る時は胸の前で十字のサインをしていたので、ほとんどみんなクリスチャンだったと思います。

あとはバンクシーの有名な絵を一枚見て、宿に帰り、昼飯をいただきました。
タンザニアにいた時出会ったスイス人に、日本食は芸術だと言われたことをふと思い出しました。それまで、日本食を美味しいと感じていた(気づいていた?自覚した?)ことはなかったですが、3ヶ月日本を離れて日本食が恋しくなって、今になってそのスイス人が言ったことを痛感しています。

朝、昼とパレスチナ料理をいただいて、これまでのアフリカや中東の料理を振り返りましたが、その場では美味しいと(建前もあるので)答えたりしたものの、味の複雑さや美味しさ、うまみを感じたことなかったなと気づきました。

大体どこの料理も揚げるか煮るか蒸すかくらいしかなくて、調味料も砂糖と塩、胡椒にたまに他のスパイスくらいの味付けしかなく、かなり味のパターンが同じです。だしや醤油、味噌、すき焼きのような甘いソースなどを使って完成される料理は、確かに芸術と言ってもいいかもと感じるようになりました。
(めちゃくちゃ日本食食べたくてたまらないだけです笑)

昼食後は外が暑すぎて炎天下の中歩く気にならなかったので、仮眠して4時くらいになったら出発することとしました。
ベツレヘムの中心地まで行くはずのシェアタクシーに乗ったものの、結局途中までしかいかず、タクシーも高いのでケチって歩いて中心部まで行きました。

色々あって6時半近くに中心部につきバス停でエルサレム行きのバスを待ちますが、19:30になっても来ませんでした。
19時頃になって気づいたのですが、金曜日の夕方から土曜日の夕方まではユダヤ教にとっての安息日(シャバット)であることに気づきました。

イスラエルに言ったことある人に安息日は気をつけてくださいと言われていたのですが、「いやいやいや交通機関は動いてるでしょ笑」と思ってました。
蓋を開けてみると、本当に交通機関も止まるようで、最終バスの19時のバスが待っても来ません。というか18:30近辺のバスも全く来ない。

仕方なくその場にいた人とタクシーを割り勘してチェックポイントまで行き、イスラエル側に入国し、同じくバスを待っていました。
その場にいた乗合のバンみたいなのに運良く乗れたのでエルサレムに到着することができました。

問題は明日で、明日トルコに午後四時ごろ飛行機で出発するわけですが、バスはもちろん電車も動きません。なのでアラブ人が運転するタクシー(空港までで14000円する🥺)か別の乗合バンで行くしかありません。電車だったら30分程度で数百円で行けるだけに盲点でした。

このシャバット、本当にみんな働かないので驚きました。
エルサレムは夜8時くらいになってもメイン通りでは椅子を屋外に出して、飲食店が賑わっていたのですが、今日エルサレムに戻ると全く店もやっておらず、椅子さえ片付いていて寂しいくらいでした。

どうやら店をオープンしているとガチ勢のユダヤ人が店に押しかけてきて、なんでオープンしているんだとしばきにくるそうです。
中国料理のようなイスラム教(パレスチナ人経営)でないところは普通に営業できたりするそうですが、やはりアラブに対しては厳しいですね。

敬虔なユダヤ教信者だと、このシャバット期間は携帯も見ないそうで、これは本当に面白い習慣だなと思いました。
日本人、日本の社会は一度、リモート会議よろしくシャバットをやってみてもいいのではと感じました。

***
エルサレムに戻る際に、バーの前を通ったので軽く入りました。
オーナーはヨルダン生まれのパレスチナ人でした。両親はパレスチナ人で、片方がエルサレム生まれ、もう片方がベツレヘム生まれだそうです。

パレスチナは複数の地域に分かれています。(ガザ地区やヨルダン川西岸地区などなど)
イスラエルに入国できるかどうかは、どこで生まれたかと、犯罪歴によって決まるそうです。
家族が犯罪を犯すと、その家族もブラックリスト入りし、イスラエル領土に入ることはできず、一生今いる地域で過ごすことになることもあるそうです。バーのオーナーの知人は、30歳でブラックリスト入りしてしまい、一生海を見ることができなくなったと言ってました。

蚊帳の外であるアジア人などは、パスポートを数秒見せるだけで越境できますが、生まれた場所や境遇が異なるだけで、この数秒を超えることができないと思うと、流石にイスラエルには思うところが出てきます。

***
ホステルで部屋に入るとキッパをかぶったユダヤ人複数人がウォッカで酒盛りしていました笑
どこから来たのかとか、なんでイスラエルかなど聞かれましたが、パレスチナと言う言葉は言えないなと気づき、聖地があるからだよとふわっとした回答になりました。

嘆きの壁の他にも、モスクや教会を見たよとさらっと言いましたが、miserableだよね?と笑いながら言ってきました。
若いそのユダヤの人が敬虔だからと言うこと、酔っていたからなど色々あると思いますが、他の宗教に対してmiserableというのはなかなかだなと思いました。というか使ってる人初めて見た&聞いた。

ユダヤ人にとってみれば、なんで自分たちの国にアラブの奴らがいるんだよという感じなのかなと感じました。

イスラエルにおける宗教同士の対立は、想像以上に根深そうです。
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