大いに結構

■日本のSDGs達成度、世界19位に低下　増えた「最低評価」
(朝日新聞デジタル - 06月02日 07:06)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6979843

一応政府が対策本部を作って音頭を取っている政策なので、立場上抑えて書きますが、達成度が低下した、最低評価が増えたかといって何の問題もなく、寧ろ大いに結構だと思います。

SDGsは、2015年の国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」の中で、2030年までの15年間で達成を目指すべき目標として掲げられたものです。
「貧困をなくす」、「飢餓をなくそう」等17の目標が掲げられ、その下に細かい指標が書かれていますが、目標達成のために具体的にどのような政策を実施するかは各国に委ねられており、目標が達成出来なかったからといって罰則を受ける事はありません。
一見良さそうな事を言っている様に見えますが、実際には先進国、欧米の価値観を押しつけているのに過ぎません。
実際SDGs達成度の上位国にヨーロッパ諸国が多いですし。
個人的にはSDGsが掲げる17の目標については、
1 目標も、日本や世界の国が実際に行っている政策も支持できるもの
2　目標には共感出来るが、実際に行っている政策がおかしいもの
3　そもそも目標自体が間違っている、或いは無理筋であるもの
があると思っています。
ただし、1であっても、目標同士が矛盾してしまいなかなか実践が難しいケースもあります。
資源の有無や周辺の国際情勢等各国の置かれた状況によっては、理屈としては正しくても目標達成が難しくもなります。

そもそもSDGsを掲げた2015年のアジェンダが、日本を含めて全会一致で採択されたというのが信じられません。