■■【 学習記録フォーマット 】■■
【 名前: 萩原 隆司( 初参加日: 2021年1月16日 ) 】
≪ビジョン(人生で実現させる大目標 )≫
✿自分が起こした事業で、周りに良い影響を与える
≪中期目標(3〜5年の具体的な達成目標)≫
✿1,仕事を通じ、アフリカでの国際援助を実現する
✿2,技術的な打ち合わせを英語で問題なく行えるようになる
✿3,1実現後の目標を固め、準備をする
❶❷海外渡航中は一旦おやすみ
❸自由欄
本日は、エドフ神殿、コムオンボ神殿のふたつに行ってきました。
この二つは紀元前300年ごろから紀元前50年程度の時期に建設されたもので、特にエドフ神殿は保存状態がよく、壁画が綺麗に残っていて本日もただただ圧倒されていました。
ナイル川の氾濫と砂などにより全てが埋まっていて、発掘されるまでは丘のように膨れ上がっていたそうです。
エジプトに住むキリスト教信者、コプト(Copts)により、壁画の神々の顔、手、足が破壊されてしまったそうです。唯一神であるキリスト教にとって、200近い神が存在するエジプト神話は不気味に見えていたのかもしれません。
ただ、神殿があまりにも巨大で、至る所に神が書かれているため、全てを破壊することはできず、高所は綺麗な状態で残っていました笑
ナイル川の水位を計測するナイルメーター(水位が高いとその分穀物も取れるので、たくさん課税できる)や、神殿に光を取り込むための窓、二階建てだったりと至る所に構造の工夫が見られ、古い神殿と比較すると、構造が違うところが目立ちます。
エドフ神殿は、ハヤブサの頭をした神ホルスのための神殿ですが、建設したのはギリシャ・ローマの人々です。エジプトの人たちの統治をうまく進めるため、エジプトの人たちが崇拝していた神を大切に扱い、尊重していることを示したかったからとの意味合いもあったそうです。
この二日で見てきた神殿と壁画のデザインが異なる部分も多くありました。特に柱のデザインが大きくアレンジされていました。また壁の彫刻も違うのが確認できました(ぱっと見は一緒ですが、彫り方が違うみたいな?)。
コムオンボ神殿は、エドフ神殿同様ホルスと、ワニの神セベクの二体に捧げられた二重神殿です。壁画にはカレンダーが記載されていたり、手術道具の一部や、薬の処方に関する記述も書かれていて、当時の生活ぶりが鮮明に残っていて素晴らしいなと思いました。
近くではワニの数十体のミイラが見つかったそうで、神殿のすぐ隣に小さい建物があり、中にはワニのミイラが展示されていました。2000年以上前のミイラにも関わらず、とても保存状態がよく、いかに大切に扱われてきたかが伝わるミイラでした。そして、ルワンダのミイラとは違って、どのワニも幸せそうな顔でした。
ナイル川のクルーズ船に乗って、ナイル川沿いを観光してきましたが、いよいよ明日で終わりです。
一瞬一瞬を大切にして、たくさん見て、吸収してきます!
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他に一人で来ていた人、二人と仲良くなりました。一人はアメリカの海軍出身の方で、退役して旅を始めた人でした。年は同じくらいでした。
もう一人はエジプトで5年かけてPh.Dを取り終えたばっかのおじちゃんで、おそらく50くらいの方です。父親がイラク出身の人で、今はカナダに住んで活動しています。どうやら結構有名そうな人で、アニメーターということで絵を見せてもらいましたが、写真かと思うほどリアルな油絵や、風刺画も書いていたり、かつ個展も開くレベルの人でした。
二人とも経歴が面白く、本当にいろんな人が世界中にいるなと感じさせてくれます。
やりたいことを突き詰めてやろうと思わせてくれる、いい出会いでした。
1:エドフ神殿。でかい....!
2:キリスト教徒により破壊された壁画
3:ミイラ化したワニさん。2000年前のものとは思えないほどいい保存状態です!
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