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2022年05月21日11:51

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929回献血ってなかなかない数だ

学生時代の友人にも献血好きがいて、ちょくちょく献血に行っているやつがいた。
別に人を助けるとかそういう志向の強いやつではなくて血を抜かれる感覚が気持ち良いのだと言う。

そんなに感覚で分かるものなのか? とか、その趣味はちょっとやばいのでは、とか当時は思った訳だが、実際に医療の現場に出ると血液製剤の供給の重要性は身にしみて実感することになる。だから目的が「血を抜かれる感覚が気持ち良い」であっても、きちんと基準を満たした条件で献血されている限りはそれで実際に有効な血液製剤が供給され、誰かの役に立つわけで、それが人助けではなくただの趣味であっても、有益ではある。

だから目的が人助けであってもなくても、献血者はありがたい存在だ。
感謝している。

ちなみに、たとえばHIVとかHBVのような病原体に感染した懸念があって献血で調べて貰おうとする人が稀にいるけれども、あれはまた話が別。
あれはやってはダメ。
検査の精度は100%ではないのでもし感染していてすり抜けられたら感染血液が血液製剤として供給され、輸血を受けた人が感染することになる。

この人のように献血を目標として健康管理を行い、また献血を健康管理の指標とするのは別に構わない。それで助かる部分は大いにある。
だが感染症はダメだ。
感染症にかかった懸念があるならば、病院に行きなさい。


■50年で929回献血 「体は健康」70歳の誕生日前日に「卒業」
(朝日新聞デジタル - 05月21日 11:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6965103
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